これまでの旅

2023年5月7日放送

番外編 決まっててゴメン 奈良・奈良市

事前に連絡を取った上でおじゃまする「決まっててゴメン!」今回の旅の舞台は、奈良県・奈良市。『平城宮跡』をはじめ、『東大寺』や『春日大社』など、貴重な歴史的文化財が数多く残っています。『旅してゴメン』では8年ぶりの奈良市の旅。雲ひとつない青空の下、奈良公園内にある『浮見堂』からスタートします。

向かうのは『ことのまあかり』という古代スイーツがいただける雑貨カフェですが、約束の時間まで辺りを散策することに♪『奈良公園』といえば、国の天然記念物にも指定されている「奈良のシカ」。1000年以上前から生息しているそうで、ウドちゃんの行く先々には、あちこちにシカの姿が!シカとふれあい、お互い思い合う気持ちを大事に過ごそうと感じたウドちゃんでした。
奈良公園を出た先には、明治24年創業・登録有形文化財の『菊水楼』という老舗料亭が。うなぎのお重にそそられますが、営業時間前ということで…またの機会に伺うことにし、散策を続けます。

さらに歩を進めると、右手に国宝『興福寺』が見えてきました。撮影許可をいただくため本坊寺務所を訪ねると、「少しだけなら」と案内もしていただけることに!境内には、塔やお堂、門などさまざまな建造物がありますが、度重なる火災に遭い、焼失と再建を繰り返してきたそうです。そして、今ではその多くが国宝や重要文化財に指定されています。
案内してくださった僧侶の大森俊貫さんは関東出身で、実家がお寺さんというわけではなく、自ら僧侶の道を選び学んできたんだそう。そんな俊貫さんと一緒に参拝させていただき、『興福寺』を後にします。

人でにぎわう三条通ではお土産屋さんの店先に目が♪木刀を見て懐かしんでいると、お店のおとうさんに声をかけられました。最近は外国人観光客が多いそうですが、5月からは修学旅行生が増えてくるんだとか。県内では珍しい外観の銀行を通り過ぎ、商店街で流れている歌を口ずさんでいるうちに、目的地『ことのまあかり』に到着しました。
階段を上がった先で出迎えてくれたのは、奈良を愛しすぎて、茨城から奈良に引っ越してきたという生駒さん。奈良の旅を楽しめる手帳を製作したり、奈良ゆかりのグッズが買えるほか、古代スイーツをいただくことができる雑貨カフェ『ことのまあかり』の運営をしています。ウドちゃんは、古代のチーズと言われる「蘇」やドーナツのような揚げ菓子「まがり」「さくべい」の素朴な美味しさを堪能♪ 生駒さんにとって、奈良は包容力がある場所であり、自分と向き合えるような場所なんだとか。ウドちゃんも古代に思いを馳せ、奈良市の旅を終えたのでした。

ルートマップ

放送後に寄せられた旅ゴメファンの感想

  • 興福寺が100回以上火災があったのは驚きでした。今後火災が無いよう願っています。

  • 奈良公園って広いんですね〜。街並みも昔よりずっと綺麗になっていてびっくりしました。

  • 日曜日、ホッとしたい時間帯にウドちゃんの優しく温かい会話が癒してくれます。

  • 「さくべい」食べてみたいです。古代スイーツ色々あって気になります。奈良に行きたいです。

  • 今回の奈良の旅は、あまり知られていないところを取り上げていて、知らなかった奈良をひとつ知りました。

インフォメーション

  • 名称:浮見堂(『奈良公園』内)
    所在地:奈良県奈良市高畑町
    連絡先:0742-22-0375(奈良公園事務所)

  • 名称:興福寺
    所在地:奈良県奈良市登大路町48
    連絡先:0742-22-7755(本坊寺事務所/電話受付時間は9:00~17:00)
    参拝時間:9:00~17:00(16:45受付終了)
    定休日:無し(年中無休)

    ※詳しくはこちら→https://www.kohfukuji.com/

  • 名称:ことのまあかり
    所在地:奈良県奈良市小西町2・2階
    連絡先:0742-24-9075
    営業時間:月・水~金 14:00~19:00
         土・日 12:00~19:00
    定休日:火曜

    奈良旅手帖…2200円

    ※ウドちゃんがいただいたのは
    蘇…250円
    古代のお菓子とドリンクのセット…900円
    (4枚目の画像より、右端のお皿の手前から「まがり」「さくべい」)

    ※詳しくはこちら→http://kotonomaakari.furukoto.org/

※掲載している情報は放送時のものです。変更される可能性がございますので予めご了承ください。