2022年12月25日放送
番外編 決まっててゴメン 三重・四日市市
事前に連絡を取った上でおじゃまする「決まっててゴメン!」今回は三重県・四日市市の旅!
「海蔵川」のほとりからスタート。春になると1.4kmにわたり500本の桜が咲き誇り多くの花見客でにぎわうスポットです。
まず初めに訪れたのは、『蒼築舎』という左官屋さん。
訪れると、作業小屋の外壁がきれいに土壁に仕上げられています。土が好きすぎる松木社長は、16歳で左官の世界に入り、21歳で起業!これまでに住宅だけでなく、「伊賀上野城」や国宝を有する「高田本山専修」の土壁も手掛けていましたが、近年は左官の仕事が少しずつ減少。そこで土壁の技術を生かしてワインセラーや野菜蔵、かまどなどさまざまなアイデア商品を開発しているんです。
実際に「コヘッツイHAJIME」という“持ち運べるかまど”を作っている様子を、社長の息子で専務の一真さんに見せていただきました。専務は、社長が作ったプロトタイプの土壁かまどをよりリーズナブルに改良。さらに、土を塗った“壁掛け”なども製作。こちらはアート作品として話題を呼び、国内外で個展やワークショップを開くほどワールドワイドに活動しているんです。
土の可能性は無限大であり、ウドちゃんも「培う」ってこのことなんだと感心したのでした。
続いてお邪魔したのは、テレビやラジオの修理業を行っていた斉藤勝さん(84歳)のお宅。勝さんと奥さんの陽子さん、三女の千里さんが出迎えてくれました。
体調を崩して寝たきり状態の生活が続いていた勝さんですが、82歳の時、千里さんが「ミシンを修理してほしい」とお願いすると、テレビの修理を行っていた技術を生かしミシンを修理。試運転のために勝さんが布キレを縫ってみると、ミシンの楽しさに生まれて初めて気付いたんです!そこから裁縫にのめり込むと、ブックカバーやマスク、娘さんやお孫さんのための化粧ポーチなど何百もの作品を作り上げていきます。
そして、どんどん腕を上げていき「がま口バッグ」を商品化するまでに!さらにお孫さんが勝さんの製作している様子をSNSで公開すると大反響!なんと、800件ほどの注文が一気に舞い込み、今では大ヒット商品に!
奥さんや娘さん、家族総出でがま口バッグ作りを手伝い、愛のこもったバッグを全国に届けると、次第にファンレターが届くように。感謝や励ましの言葉が綴られた手紙は勝さんたちの“元気”になっているそうで、そんな心温まるお話にウドちゃん思わず涙が・・・。
勝さんやがま口バッグから元気をもらったウドちゃんなのでした。
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毎週この番組に出会えることが私の癒やしです!今回は土壁にも癒やされました!手作り良いですね〜。
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土壁の色の多さにビックリ!分譲マンションに住んでいるので、土壁のある木造住宅はあこがれです。
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82歳からミシンを使いこなすなんて凄すぎです。私も刺激を受けました。
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斉藤勝さんを見習い98歳になりますが、裁縫でも始めてみます。
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がま口バッグを作るおじいさんの話を聞いて涙しているウドちゃんの優しさに感動しました。
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名称:蒼築舎
所在地:三重県四日市市浜一色町16-35
連絡先:059-332-1444
営業時間:7:00~18:00
定休日:日曜日
コヘッツイHAJIME 1合(アルミ釜)…19800円
詳しくはこちら→ https://www.tutikabe.net/ -
名称:G3sewing
所在地:三重県四日市市前田町3-8
ショルダーがま口バッグ 赤椿…6820円
がま口バッグ 赤椿…8800円
詳しくはこちら→ https://g3sewing.com/
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