これまでの旅

2021年4月18日放送

番外編 決まっててゴメン 愛知・一宮市

今回も旅の情報をもとに、あらかじめ連絡を取りお邪魔する『決まっててゴメン!』

まず最初は、廃棄される消防用ホースをリメイクしてバッグや小物を作っている会社があるということで、防災設備の点検・施工をやっている会社「サンライズ防災」へ。
お邪魔してまず目に入ったのが、ホースを編んで作ったベンチ。180cm四方くらいの大きさで、これと同じモノが東山動植物園のイケメンゴリラ“シャバーニ”がいる「ゴリラ・チンパンジー舎」の日よけテントとして設置されているそう。
ディスプレイ用として加工したベンチに座ってみると、「なんだか包まれるような安心感がありますねー」とウドちゃん。
消防用のホースは未使用であっても10年で交換。見た目はどこも傷んでいないホースを産業廃棄物として処理する量の多さを危惧してなんとか再利用できないかと考え、ミシンが使える娘さんが名乗りをあげたという。
ウドちゃんが大喜びしたのは、一番の売れ筋だという『すべらない筆入れ』。
消防用ホースの内側は水密性を保つためにゴムでコーティングされており、その内側を筆入れの外側にして、筆入れの内側には桜模様をプリント。合格祈願として受験生へのプレゼントなどに人気だそうで、実際にアクリル板を傾けて実験してみると、ほぼ垂直になるまで滑り落ちない。「これは芸人には堪らないイッピンですね!」とウドちゃん大感激!

続いては、廃業したノコギリ屋根の工場をアートスペースとして活用している「のこぎり二」へ。
一宮市はかつて2000軒ほどのノコギリ屋根の毛織工場があったそう。取り壊される予定だった「平松毛織」の工場を「どうせカラなんだから、なんでも受け入れるアートスペースにしよう!」と3代目が思い立ち、今では定期的にイベントが行われたり、アトリエとして使う人もいたりと不思議な空間に変身。
平松さんに案内してもらいながら中を巡ると、「あそこは図書館で、館長は小学生なんです」というコーナーが。
この図書館は、館長自らが書いた絵本を貸し出す図書館で、ちゃんと本人が平松さんに「図書館を作りたいんです」とお願いして実現したのだそう。
ウドちゃんも1冊手に取って読んでみます。1年生の時に書いたというが、字も絵も上手で読んでいくうちに引き込まれていきます。ちゃんとオチもあって面白く、「これを1年生の息子さんが書いたんですか!スゴイ!」と大感激!

最後は、一宮の地ビールがあるという「com-cafe 三八屋」へ。
かつて一宮市には『尾張ブルワリー』という地ビール工場があり、人気があったのだが廃業してしまったそう。その味を再び!ということで、当時の職人さんを招き、自称世界最小規模のビール工房『一宮ブルワリー』として復活させたという。
まず1杯目は“タータンエール”という代表的なビールをいただきます。苦みと旨味のバランスがよく、ビール本来の味が楽しめます。
次はちょっと珍しい“いちのみや珈琲スタウト”。星野さんオリジナルブレンドのコーヒーとビールをブレンド。「キレがあるけど、飲みやすくて美味しい黒ビールですね」とウドちゃん。
「あのビールがもう一度飲みたい」という市民の願いから復活した地ビールは、地元愛あふれる癒しの一杯に違いないと思うウドちゃんでした。

ルートマップ

インフォメーション

  • 名称:サンライズ防災
    住所:愛知県一宮市明地字江端7-6 (工房・倉庫) 
    電話:0586-58-7828
    営業時間:9:00~17:00
    定休日:日曜
    ※詳しくはコチラ→http://www.sunrise-bousai.co.jp/

  • 名称:のこぎり二
    住所:愛知県一宮市篭屋4-11-3
    電話:0586-58-7174
    ※詳しくはコチラ→http://noko.webcrow.jp/contact.html

  • 名称:com-cafe 三八屋
    住所:愛知県一宮市本町4-1-9
    電話:0586-27-4838
    営業時間:18:00~23:00(金曜、土曜は12:00~)
    定休日:日曜、月曜
    ※ウドちゃんがいただいたものは、「タータンエール」660円、「138ブレンドいちのみや珈琲スタウト」660円
    ※詳しくはコチラ→http://www.38ya.org/

※掲載している情報は放送時のものです。変更される可能性がございますので予めご了承ください。