これまでの旅

2019年7月13日放送

ほっこり下町 歴史の平野郷 大阪市平野区

「大阪市平野区」を旅してゴメン!JR大和路線「平野駅」からスタート。
曇り空の中歩き始め、最初に出会ったのは、美容院の店員さんと髪を切りに来ていたお母さん。平野区のオススメの場所を聞くと、「杭全(くまた)神社」という大きな神社が近くにあると教えていただきました。
神社へ行く途中、公園のベンチに腰を下ろし空を見上げると、雲の隙間から青空が見えてきました。そして杭全神社に近づくと、フワッと心地よい風が吹き、不思議な気持ちになります。
境内には背の高い木々がたくさんあり、まさに「別世界」。社務所で出迎えてくださった西脇さん曰く、ここは「鎮守の森」だとのこと。さらに神社に入る前に吹いた風は「大神さまの息吹」ではないかと言われ、ありがたみを感じるウドちゃん。
参拝したあと、今度は正門から出ると、巨大な楠を発見。「巨楠」と書いて「くすのき」と書かれており、その樹齢はなんと1000年!隆々たる佇まいにただただ圧倒されるウドちゃんでした。
続いて訪れたのは、奈良街道沿いにたたずむ1865年創業の老舗和菓子店「塩伊」。96歳の看板娘や若い店主たちが賑やかに出迎えてくれました。
手書きのメニュー表を書いているのは、なんと96歳の看板娘。達筆でありながら「美味しそうな字」で書かれたメニューを見て、ウドちゃんは“和心ロール”を購入。特別にその場で切り分けてもらい、美味しくいただきました。
塩伊を後にして向かったのは、アーケードがかかった商店街。そこでお城が描かれたマンホールを発見したウドちゃんは「平野のお城に行ってみたい」と思い、商店街の人に聞いてみる事に。
商店街で最初に立ち寄った漬け物屋さんには『伊勢』から仕入れられた漬け物がたくさんあり、きゅうりを1本試食させてもらうと、これが絶品!お店にあるきゅうりを全部購入することに。
ついでに先ほど見た、マンホールに描かれたお城について尋ねると、あれは「大阪城」だということが判明!「大阪城」と書いて「だいはんじょう」とも読むことから、商売人には切っても切れない縁だということを教えていただきました。
そして、明るいお父さん2人組からおすすめの場所は大念佛寺だということを聞き、そのお寺を目指します。

商店街を抜ける前に、魚屋さんのお母さんに呼び止められたウドちゃん。話しを聞くところ、売っている魚は先ほどの漬け物屋さんと同じ『伊勢』から仕入れたもの。
1963年から運行している「鮮魚列車」という鮮魚専用列車で、三重県の漁港で水揚げされた鮮魚を奈良や大阪まで運んでいるんだそう。その鮮魚列車は日本に現存する唯一の車両で、今も行商人と鮮魚をのせて、三重大阪間を走っていることを知ったウドちゃんでした。
そして、旅の最後に訪れたのは、おすすめされた「大念佛寺」。境内に入ると、とても巨大な本堂が出迎えてくれました。その本堂、実は大阪府内で最大の木造建築物なんです。
大念佛寺では毎年5月1日から5日にかけて「万部おねり」という儀式が行われています。万部おねりとは「人のいのちが終わるとき、極楽浄土から25の菩薩を従えた阿弥陀如来さまが迎えにくる」という様子を表現したもので、その儀式に登場する菩薩が鮮やかに描かれ、堂内に飾ってありました。
その25の菩薩が描かれた荘厳な絵を見たウドちゃんは、「万部おねり」を見たような気分になりました。

ウドちゃんの旅メモ

大阪市
平野区
の旅!!
ウド歓喜!!
巨大楠
みなぎる気!!
ルートマップ

インフォメーション

  • 名称:杭全神社
    住所:大阪市平野区平野宮町2-1-67
    電話:06-6791-0208

  • 名称:御菓子司 塩伊
    住所:大阪市平野区平野上町2-9-2
    電話:06-6791-3059
    営業時間:9:30~18:30(時期により異なる)
    定休日:日曜
    ※ウドちゃんがいただいたものは、「和心ロール」1,080円

  • 名称:いせや 漬物店
    住所:大阪市平野区平野本町4-11-3
    営業時間:9:30~18:00
    定休日:日曜

  • 名称:伊勢鮮魚
    所在地:大阪市平野区平野本町4-6-3
    連絡先:06-6792-8687
    営業時間:10:00~16:00
    定休日:日曜・祝日

  • 名称:大念佛寺
    住所:大阪市平野区平野上町1-7-26
    電話:06-6791-0026

※掲載している情報は放送時のものです。変更される可能性がございますので予めご了承ください。