研究コーナー

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「ソフトボール日本代表・江本菜穂」

2008/08/16放送

北京オリンピックで活躍を続ける日本選手団。
その中で今回はソフトボール日本代表の秘密兵器・江本菜穂投手を特集。

これまで日本は、シドニー、アテネ共に金メダルをあと少しのところで逃してきた。
今回の北京が最後となるかもしれない北京で、日本が目指すはただ一つ金メダル。
選手たちはもちろん、日本中の人たちが金メダルを期待している。

ソフトボールの代表メンバーは全部で15人、そのうち4人が投手である。
日本のエースは言わずと知れた世界最速のストレートをもつ上野、アテネ五輪でも代表だった坂井、初代表となったブラジル出身の染谷、同じく初代表、最年少の江本の4人である。

エース上野が120キロ近いストレートが武器であるのに対し、江本の最大の武器は多彩な変化球。

ストレートは100キロにも満たないが、特に決め球「ドロップ」はほかの選手にはない切れ味を持つ。
ストレートと同じ軌道でバッターの手元でストンと落ちる。
チームメイトのみならず、前回オリンピック監督、宇津木さんもたいこばんを押す。

それにもう一つ、マウンド度胸は誰にも負けない。
ここぞというとき必ずや江本が日本を救うだろう。
ここまで予選リーグ5試合、日本はここまで4勝1敗の2位に付けている。

決勝トーナメント、そして一番高い表彰台へ、ソフトボール悲願の金メダルまでの道のりを見逃さないで下さい。


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