研究コーナー/スポーツにまつわる伝説や言い伝え、些細な疑問までを徹底検証します。

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帰化&国籍

2007/11/24放送

誰もが認める球界NO1ピッチャー、日本ハムファイターズ ダルビッシュ有。

ダルビッシュは父親のイラン国籍と母親の日本国籍の両方をもっていたが日本の国籍法では22歳になるまでにどちらかの国籍に決めなければならず、日本国籍を選択。

星野ジャパン期待のエースが日の丸を胸に来年の北京オリンピック出場を目指すことになった。

そして、サッカー界を見てみると、かつてはラモス、ロペスといった生粋のブラジル人が日本に帰化。国籍を変更した。

彼ら帰化選手は不遇の日本リーグ時代を支え、Jリーグ開幕、その後、日本を初のW杯出場へと導くなど日本のサッカー発展に尽くした功労者である。

このように、プレーする場を日本に選んだ、数多くの選手たち。そこにはどんな想いがあるのか?そして、どんな手続きが必要なのか?今回のスポ研は、アスリートの国籍や帰化について考える!

現在、日本では、様々な競技で、数多くの帰化選手が活躍、輝きを放ち、観客を魅了している。

男子バスケット・桜木ジェイアール!

身長2m3cm。アメリカ出身の桜木ジェイアール。2001年に来日、アイシンに入団。昨年日本に帰化し史上初となるNBA経験者が日本代表に選ばれた。

女子アーチェリー・早川 浪!

日本体育大学3年、韓国出身の早川は昨年、日本に帰化。今年の世界選手権で日本記録を塗り替え北京オリンピック出場を決めた。

サッカー・田中マルクス闘莉王!

日系人の父親とイタリア系ブラジル人の母を持つ日系3世。

2003年日本国籍を取得し翌年アテネオリンピック出場。昨年はフル代表にも選ばれ、所属する浦和レッズのリーグ優勝に大きく貢献し、Jリーグ年間最優秀選手に輝いた。

これまで日本に帰化したトップアスリートは71名。競技別に見るとサッカーが21名と一番多い。こうした帰化選手の活躍が現在の日本のスポーツ界を支えていると言っても過言ではないだろうか。では日本に帰化するための条件とは?

 (1)20歳以上この後5年以上日本に居住
 (2)生計条件日本で生活できる
 (3)素行条件刑事事件、交通違反
 (4)日本語の読み書き小学3年生レベル

他にも日本で生計を営むことができることなど細部に記されている。

申請に必要な書類や要件は個々に異なりますが、申請者の外国人登録証明や納税証明など30種類ほどあり、申請が認められるまでおよそ半年から1年。

費用も専門家に依頼する場合30万~50万円かかります。

昨年、全国でおよそ1万5千人の人が日本へ帰化しています。

日本国籍取得は結局の所、法務大臣の自由裁量で決められ事実上、申し立てはできないと国籍法で定め本人の意思、選択とは少なからず矛盾もあり複雑な問題であることに間違いない。

スポ研的研究結果

日本のスポーツ界の発展に、多大なる貢献をしてくれた。数多くの帰化選手。
彼らの活躍が、これからも観客を魅了し続ける。