研究コーナー
スポーツにまつわる伝説や言い伝え、些細な疑問までを徹底検証します。
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ラジオ体操

2006/08/19放送


誰もが一度は体験したことのある「ラジオ体操」

今では、すっかり夏の風物詩となり夏休みには多くの子供たちが朝、公園に集まって行なっている。
全国の愛好者数はおよそ2700万人。
なぜ?これほどまでにラジオ体操は多くの人に愛され親しまれてきたのだろうか?

ラジオ体操の歴史は古く、昭和3年に「国民保健体操」という名称でスタートした。
ラジオ体操は、逓信省簡易保険局、現在の日本郵政公社が保険事業の安定を はかる為、アメリカの保険会社の健康体操を参考に発案した。今でも、ラジオ体操の出欠表は各郵便局で配布され、カードを良く見ると 簡保のマークが印刷されている。

番組では歴史を振り返りながらラジオ体操の人気の秘密に迫る。
 

現行のラジオ体操第一、第二はともに3代目。
初代の体操と比べると、運動動作が複雑になっているものの、基本方針
① 老若男女を問わず、誰でもどこでもできる
② リズムに合わせて愉快にできる
③ 器具を用いず簡単にできる

これらの基本方針は変わることなく、今も受け継がれている。


そして人気の秘密は・・・・
健康を保持できるだけでなく、ラジオ体操に出かけることでお友達が増え、 生活の質(QOL クオリティー・オブ・ライフ)が高まり、毎日の生活が充実することが 愛好者の意見の結果分かった。

早寝早起き、この毎日のリズムが長年続くと人間は自然と健康になるようだ。

次回予告

次回の光る!スポーツ研究所は「スポーツと汗」を大研究アスリートと一般の人では汗のかき方が違うのか?そんな謎を検証するため新人の合田アナが汗だくで大実験!!そして大変な事になってしまう。さらにスタジオにはミスター汗っかきと呼ばれるあの男が登場し、大暴れ。高山研究員を悲劇が襲う!!

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