27年ぶりに春夏連続の甲子園出場を決めた中京大中京。
エースで4番の堂林翔太はリベンジに燃えていた。

春のセンバツ準々決勝。
ベスト4まであとアウト1つに迫るも、まさかの逆転負けを喫した。

センバツの後、左ヒザを負傷し2ヶ月間戦列を離れた堂林だが、愛知大会ではブランクを感じさせない活躍をみせる。

中京大中京は、激戦区・愛知を圧倒的な強さで制し甲子園へのキップを手にした。

そして迎えた龍谷大平安との初戦。
エース堂林がリベンジのマウンドに上がる。

1回、いきなりピンチを背負うも、バックの好守に助けられピンチを切り抜ける。
すると2回、自慢の強力打線が火を噴く！
長打4本を含むヒット6本を集め、一挙5点を奪った。

堂林は持ち味である低めを丁寧に突くピッチングで9回1失点。
完投勝利を収め、2回戦進出を決めた。

まずは掴んだ夏1勝。
高校最後の夏、堂林が甲子園のマウンドで輝きを放つ。