放送内容

2016年02月21日(日)放送

「川又堅碁 ~得点王へ~」

カテゴリー:野球

小倉GM兼監督の元、新たなシーズンをスタートさせた、名古屋グランパス。
日本代表経験を持つ、明神、安田らが加入し、10人の新戦力を加え、「優勝」を目標に始動した。
そんな中、激しいポジション争いの最中にいるのが、FW川又堅碁だった。
新戦力のシモビッチは199センチの長身で足元の技術も併せ持つセンターフォワード。小倉監督が自ら視察へ向かい獲得した、肝入りの選手だ。
センターフォワードとして出場できるのは、現在のグランパスの布陣から考えると1人だけ。熾烈なポジション争いが繰り広げられていた。

今年1月。川又は生まれ故郷である、愛媛県西条市で2016年をスタートさせた。
ワンシーズン戦い抜く「強い体」を作る為、川又は毎年師事を仰いでいる渡邉竜太(りょうた)さんにコーチを依頼した。
さらに、新たな取り組みを始める為、愛媛出身で新居浜東高校陸上部の顧問を務める渡邉容史(まさし)さんにもコーチを依頼した。
股関節に付随する内転筋を鍛えることで、より小さなふり幅で強いボールを蹴ることが出来る。さらに体のどこに力を入れるかを意識して動くことでブレを少なくし、当たり負けない強い体幹を作り上げる。すべては進化する為に。

母校・小松高校を訪問すると、全校集会でスピーチすることとなった。生徒からは、「もう一度日本代表になる自信はありますか?」と聞かれ「絶対にワールドカップ出ると決めているので、今は代表に呼ばれていないけど、また呼ばれるように頑張ります」と答えた。

沖縄での二次キャンプでも必死にアピールを続ける川又。
彼が目指すものは…
「僕は、毎年得点王を取りたい。得点王争いに食い込みたいというか、そこを超えたい」

力強く語った川又の今シーズンに注目だ。