放送内容

2014年02月23日(日)放送

ソチ五輪の激闘 PLAYBACK

カテゴリー:野球

世界が感動の渦に包まれた4年に1度の祭典。
過去最多、113人のアスリートが参加した日本選手団。
その活躍を一挙プレイバック!!
10代の躍進
=スノーボード界初メダル=
◎スノーボードハーフパイプ銀メダル 平野歩夢(15歳)
・日本人最年少メダリスト
「最年少メダリストって歴史に今後残っていくと思うので、なれてよかったです」
◎スノーボードハーフパイプ銅メダル 平岡卓(18歳)
・岐阜で技を磨く
「最高の滑りができてめっちゃ楽しかったのでよかったです」

=日本男子フィギュアスケート初の金メダル=
◎フィギュアスケート金メダル 羽生結弦(19歳)
・ショートプログラム 世界歴代最高得点
「初めての金メダリストって
歴史に名を刻むことができたんですけど、
これがゴールではないんでこれがスタートとして
また一生懸命頑張りたいと思います」


王国ニッポン復活
=スキージャンプ 16年ぶりのメダル=
◎スキージャンプラージヒル銀メダル 葛西紀明(41歳)
・オリンピック7度目の挑戦、22年越しの個人メダル
・日本人最年長メダリスト
「諦めずにやってこれたのがメダルを取れた一番の理由だと思います」
◎スキージャンプ団体銅メダル 葛西・伊東・竹内・清水
・長野五輪以来16年ぶりのメダル
「みんなで頑張ったんで、
4人で力を合わせてメダルが取れて本当に良かったです」(葛西)

=ノルディック複合 20年ぶりのメダル=
◎ノルディック複合ノーマルヒル銀メダル 渡部暁斗(25歳)
・3大会連続の五輪で悲願達成
「金メダル獲って(ノルディック複合で)
誰も成し遂げたことの無いことをしたかったんですけど
僕はすごく満足しています」


女性の先駆者
=女子スノーボード界初のメダル=
◎スノーボード女子パラレル大回転銀メダル 竹内智香(30歳)
・4度目の五輪での悲願
「メダルを取れたことはすごいうれしい。
これからのスノーボードのアルペンスポーツを考えたら
少しは貢献できたと思います」

=新種目で初代メダリスト=
◎女子スキーハーフパイプ銅メダル 小野塚彩那(25歳)
・オリンピックに出るために3年前アルペンスキーから転向
「ここに来るためにやってきた3年間だったので
メダルって言ってたことが有言実行できて良かったです」


地元選手の奮闘
=愛知から最も選手を輩出したショートトラック=
愛知の選手3人が出場する女子のリレーは、
去年の世界選手権 銅メダルチーム。
女子初のメダルが期待されていた。
そのキャプテンが、
トヨタ自動車の伊藤亜由子(27歳)。
「みんなで力を合わせて、メダル獲得に向けて頑張りたいです」

4チーム中2位に入れば決勝進出となる予選。
4年間、不動のメンバーで挑む日本は、
最後尾から抜きどころを探っていた。
ラスト7周、レースが動く。
実況)
「オランダ転倒!これがありますショートトラック」
2位争いをしていたチーム同士(イタリアとオランダ)が接触。
実況)
「差が縮まって来ました」
3位に立った日本は、
4年間培ってきた阿吽の呼吸で一気に差を詰めると、
キャプテン伊藤がラストスパート。

しかしラスト2周。
イタリアにぶつかり失速した日本。
メダルには届かなかった(最終結果5位)。
伊藤)
「ここまでこうしてみんなで戦ったことが良かったと思っています」

男子では、
トヨタ自動車の坂下里士(24歳)が
オリンピック初出場。
「求められていることは
オリンピックでメダルを取るってことだと思います」
実況)
「良いスタートを切った
上がってきた坂下が抜いた」

日本人で唯一、
準決勝にまでコマを進めた坂下。
しかし、
決勝には進出できず
9位で大会を終えた。
「色んな想いを乗せて滑れるのがオリンピックだし、
すごく負けて悔しいですけどすごく幸せでした」

=フィギュアスケート愛知3人娘=
集大成の舞台に立った浅田真央。
待ち受けていたのは、
あまりにも厳しい現実だった。(ショートプログラム16位)
浅田)
「まだ何も分からないです」(ショートプログラム終わり)
その21時間後-
浅田)
「今まで支えてくださった方に感謝の演技
そして最高の演技をしようと思いました」
(フリー)
最高の舞台で最高の演技を・・・。
その信念が浅田を突き動かす。
実況)
「こだわってきたトリプルアクセル・・・降りた!!」
今シーズン
まだ1度も成功していないトリプルアクセルを
完璧に決める。
浅田)
「いろいろあったんですけど、
ジャンプ一つ一つをクリアに跳んでいこうと思いました」
6種類全ての3回転ジャンプを取り入れた
世界で浅田だけができるプログラムを演じていく。
スピンやステップも全て最高評価のレベル4。
(演技が終わり、涙を見せる浅田)
集大成の演技で自己ベストを更新した。

「自分が目指しているフリーの演技が今日できて
私なりの恩返しができたと思います。
最終的にこういう演技で終わることができてすごくうれしく思います」

初出場の村上佳菜子。
“バンクーバーでの真央ちゃんのように
オリンピックで感動を与えたい”
その思いは次の舞台に持ち越しとなった。
村上)
「リベンジは、まだ(演技が)終わったばっかりなのでわからないですけ
どできたらいいなって思います。
やっぱり魅せれるスケーターになっていきたいです」

鈴木明子。
オリンピック最後の演技。
鈴木)
「最後まで自分のスケートを貫いて
気持ち良く終われるようにしたいと思います」
実況)
「トリプルルッツ ダブルループ ダブルループ」
難しいルッツからの
3連続ジャンプを成功。
鈴木)
「病気で滑れなかった時期があったので
それを思ったらそれだけで幸せだなって今日は立ったので
大げさですけど生きてるなって思いました」
披露したのは、
22年のスケート人生で培った抜群の表現力。
実況)
「最後のオリンピック笑顔で終わりました」

24歳で初出場をしたバンクーバーに続き、
2大会連続の入賞を果たした。
鈴木)
「ここまでの年齢まで続けられると思いませんでしたし/
遅咲きでも頑張れるっていうところが少しでも
未来のスケーター達や他の方にも/伝われば良いなと思います」


たくさんの感動を与えてくれた日本選手団。
それぞれの思いを胸に
新たなスタートラインに立つ。