放送内容

2013年12月22日(日)放送

さよならピクシースペシャル

カテゴリー:野球

今年12月。ストイコビッチの6年に渡る名古屋グランパスでの監督人生が終わりを告げた。それと同時に、選手、監督、合わせて14年に渡るストイコビッチの日本でのサッカー人生が幕を下ろした。

ファンに愛され、多くの記録を打ち立てた男の14年間の軌跡を、関わりの深い3人の選手と共に振り返っていく。

かつてグランパスのスーパーサブとして活躍した森山泰行氏は「ピクシーがずっとPKを蹴っていたのは、並大抵の精神力じゃない。そこは今でも尊敬している」
ピクシーの名相棒と呼ばれた岡山哲也氏は「練習の時からピクシーのプレーの癖を見て勉強していた。だから、ピクシーを輝かせたのは、自分だ」と笑いながら話す。
そしてピクシーに憧れ、他チームからのオファーを断り、グランパスへ入団した望月重良氏は「ピクシーと一緒にプレーすると、自分もうまくなった気になってしまう」と、その存在感の大きさを口にした。

監督としてグランパスでは歴代最長となる6年間に渡り指揮を執ったピクシー。
小川佳純は「自分を見出してくれた監督。これからのサッカー人生の中でも大きく残っていく存在。」
田中マルクス闘莉王は「監督という以前に、お兄ちゃんみたいな存在だった」と、監督と選手という存在を超えた、固い絆で結ばれていた。
チームを率いた楢崎正剛は「ネバーギブアップという精神は、選手の中に今でも残っている」と語った。

多くのファン、そして共にプレーし、共にチームとして戦った皆が、ピクシーの存在は今でも大きく残っている。
最後のインタビューで彼が語った言葉は
「I’ll be back.But when I don’t know」

「私は戻ってくるだろう。いつかは分からないけどね」

ドラガン・ストイコビッチ。彼は、またいつか、日本へと戻ってくる―