放送内容

2011年10月22日(土)放送

フィギュアスケート小塚崇彦 新たな挑戦『音楽を演じる』

カテゴリー:野球

昨シーズン、グランプリシリーズ中国とフランスの2大会で完全優勝。
さらには、全日本選手権 初制覇、世界選手権で銀メダル。
大きな飛躍を遂げ、日本のエースへと成長した小塚崇彦。
「自分のキャパシティーを広げるためにも、今までにやったことのないジャンルに挑戦したい」

新たなシーズンの幕開け。今シーズン、小塚が掲げるテーマ「音楽を演じる」。
なんと、小塚自ら曲を選び、さらには自ら曲の編集までも行なうというのだ。ほとんどの選手は、コーチや振付師から提案された曲を使用している。これまでの小塚もそうだった。しかし、今シーズンの小塚は違う。

小塚が選んだ曲『ファンタジア・フォー・ナウシカ』。
日本人に馴染み深い映画の曲を選んだ背景には、小塚の特別な思いが隠されていた。
「こういう時だから、日本の曲を使って、日本の人たちに元気をあげられるものもいいものではないかという風になったので」
今だからこそ、あえて選んだ日本の曲。日本に元気を届けたい。その強い思いを、全身で表現する。

「このプログラムを滑る以上、ただ振り付けをしてもらったものを滑るのではなくて、
『メモリー』『記憶』っていうものをテーマにしてやろうと。自然、地球もそうですし、記憶、悲しい事、一番最初は悲しい感じですが、そういう記憶を思い出す感じで」

『メモリー』
小塚がこれまで積み重ねてきた『記憶』、そして、これから積み重ねていくであろう『記憶』、その全てを詰め込んだ、プログラム。
「自分が一番最初に聞いて感じたことを、そのまま表現に繋げていけたら、去年以上のプログラムになるかなと思います」