放送内容

2011年10月15日(土)放送

グランパス 命運をかけた1戦 ~10・15 対 G大阪~

カテゴリー:野球

10月15日 グランパスは、リーグ連覇に向けてシーズン最高のクライマックスを迎えた。
Jリーグ第29節 名古屋 vs 大阪。
第28節終了時点で、首位と勝点4点差3位のグランパス。リーグ残り6試合、首位との差を一気に縮めたいところ。そして、その首位チームこそ、ガンバ大阪。西野政権10年目、代名詞のパスサッカーが冴えるガンバは、2005年以来、2度目のリーグ優勝を目指す。

ところが、その決戦を前にグランパスには不安材料があった。
激闘の8月を首位と勝点1差で迎えた9月。勝点を伸ばすことができなかった。
9月11日vs柏は、先制しながら逆転負け。これで首位と勝点4差、4位へ後退。
続くアウエイ鹿島戦。先制されたグランパスは、後半37分、闘莉王のヘディングで同点。しかし、その後も攻め立てられ、引き分けに持ち込むのが精一杯。首位との差は縮まらなかった。それでも、ホームでの神戸戦では、圧倒的な攻撃力を見せつけ、3対1と勝利。他の上位チームが勝点を取りこぼすなか、順位を上げ、首位と勝点1差2位へと浮上した。
首位奪還を視野に臨んだ、第28節清水戦。23本のシュートを放った清水に対し、グランパスのシュートはわずかに4本。自滅の完敗で、首位との勝点4差、4位へ。優勝戦線からも一歩後退した。

ストイコビッチ監督:
「われわれは高校生レベルのプレーだった」「チャンピオンになりたかったらもっとやらなくては」

厳しい状況の中迎えるガンバ戦。しかし、実はグランパス、ガンバとの相性は悪くなかった。ストイコビッチ監督就任以来、リーグ戦対戦成績は、5勝1分1敗。前回の対戦でも、2度リードされながら2度追いつく勝負強さを見せていた。

そして、いよいよ迎えた決戦は・・・・。
11分 名古屋・中村直志ゴール
25分 G大阪・イ・グノゴール
49分 名古屋・藤本淳吾ゴール
68分 名古屋・中村直志ゴール
84分 名古屋・藤本淳吾ゴール        名古屋4-1G大阪
グランパスが決戦を制し、優勝戦線生き残りを果たした。