放送内容

2011年09月17日(土)放送

玉田圭司 ゴール量産の秘訣とは?!

カテゴリー:野球

進化を続ける31歳。サッカー選手としてはベテランと呼ばれる域に入った玉田圭司。今シーズンはすでに12得点を挙げ、2年連続の二ケタ得点。
「ベテランって言われるのが、僕はすごくイヤだし、あの若手に負けたくないって気持ちはすごく強くなってきている年々」。「自分の性格上、根っからの負けず嫌いだから、まあそれはいい性格だなって思いますね」。しかし、気持ちだけでゴールが量産できるわけではない。
玉田ゴール量産の秘訣。一つ目は。「ジョシュア・ケネディ」との関係性。

「フォーメーション的には僕はサイドになっているんですけど、サイドに張るだけのプレイヤーではないと自分では思っているんで、なるべくジョシュアの近くで、ジョシュアを孤立させないことを意識してやっているんだけど、自分のことも考えて、どうすれば点をとれるかとやっていると、ジョシュアの近くにいるのが一番!・・・という考えに至った(笑い)」(至ったのはいつ頃?)
「去年の途中くらいかな」
事実リーグ序盤の玉田のゴールは、ケネディからのラストパスによるものが際立っていた。

そして、玉田のゴール量産のもう一人のキーマン。それが、藤本淳吾。清水から移籍してきた、高いテクニックを誇るレフティ。今シーズン、グランパスの中盤を任されている。
「あいつはすごい技術があるし、感覚的に自分と似ているところがあるし、・・・・」「なるべく俺ら二人はあの近くでプレーをして、いつでも関係をもってやろうっていうことをいつも言っているんで、それがいい方向に行っていると思いますね」

藤本が演出した理想的なゴールが、ある。6月15日、新潟戦。中央ダニルソンからのボール、右サイドで藤本が受けた瞬間、中で4人がゴールへと動き出す。藤本はそこかあ右サイド深くへときれこみ、
DFの間を通し、フリーの玉田へ、そして、ゴール。

玉田は言う「俺を見えていたのかは解んないけど、DFとDFの間を淳吾は見えていて、そこに俺が居たって感じだと思う」「やっぱり淳吾はボールを持つ、もち方いいと思うし、自分以外も見えてるから、いいパスが出せるんだと思う」。確かに藤本は、スピードにのってドリブル突破しながら、その視線は確実にターゲットを捉えていた。

リーグ戦残り9試合。去年自らが打ち立てたシーズン自己最多の13ゴールまであと、一つ。
「ま、とにかく去年のゴールは越えたいなと思います」「前線の選手が点を取ることが、大事だと思うんで、毎試合毎試合得点を狙って、チームとしてもいい試合ができればいいと思います。