放送内容

2011年04月30日(土)放送

名古屋グランパス 「アジア王者へ!」

カテゴリー:野球

アジアナンバーワンクラブ決定戦、AFCチャンピオンズリーグ。
アジアのトップクラブ32チームが争うこの大会。まずは4チームごと8組に分かれてグループステージを戦い、上位2チームが決勝トーナメントに進出できる。
グランパスは韓国王者FCソウルや中東の強豪アルアインと同じグループに入った。


Jリーグ王者としてアジアの頂点を目指す。

「Jリーグ王者として我々には責任がある。諦めず試合に集中し必ず決勝に進出する。」


初戦の相手は中国の杭州緑城。グランパスは敵地で苦戦を強いられる。先制を許すと、さらに試合終了間際に追加点を奪われ2対0。大事な初戦を落とし、黒星スタートとなった。


第2戦はJリーグ王者対韓国Kリーグ王者の一戦となった。

試合が動いたのは前半14分、ルーキー永井がプロ初ゴール。グランパスが先手を取る。しかし後半、
FCソウルに豪快にミドルを決められ1対1。日韓王者対決は互いに譲らずドローとなった。


2戦を終えてグループ最下位。
1試合少ないとは言え、次の試合に勝たないとグループステージ突破に黄色信号が灯る。

ストイコビッチ監督は前日の公式会見で
「明日の試合は絶対勝ち点3を取らなければならない。内容ではなく結果にこだわる。とにかく勝ち点3を取りにいく」

監督自ら気持ちを前面に出し臨んだ第3戦、相手は中東の強豪アルアイン。
選手たちも指揮官の想いに応える。

怒涛のゴールラッシュで4対0の圧勝。
グループステージ初勝利を収めた。


そして第4戦の舞台はアウエー韓国。
グループトップを走るFCソウルとの大事な一戦、勝てば一気に首位浮上の可能性もある。

前半26分、金崎の2試合連続ゴールで先制点を奪う。
さらに後半36分、ルーキーの永井が追加点。


アウエーで貴重な勝ち点3。
初戦こそ落としたものの、その後勝ち点を積み重ねついに首位に躍り出た。

グループステージ、残すは2戦。
次の試合に勝てば、決勝トーナメント進出が決まる。