放送内容

2011年03月05日(土)放送

「2011プロ野球 徹底分析」

カテゴリー:野球

開幕まで3週間。
ドラゴンズは球団史上初の連覇を成し遂げられるのか。
大注目のスーパールーキー斎藤佑樹の実力は。
などプロ野球が盛り上がってきた。

そこで、ドラゴンズでコーチとしてチームを支えた宇野勝さん、
伝説のサウスポー今中慎二さん、
通算213勝カープの元エース北別府学さん、
プロ野球を知り尽くした3人が今シーズンのペナントを徹底分析した。

・ドラゴンズ新外国人グスマン
宇野さんは選球眼がいい事をポイントに挙げ活躍を予想。
今中さんも5番グスマン、6番ブランコの打順が組めれば脅威になると。
ただ、二人を併用したときのブランコのライトの守備が問題になる可能性も指摘した。

・開幕投手
故障の影響で吉見、チェンが開幕絶望となり不安の残るドラゴンズ投手陣。
宇野さんは球威があるし、コントロールの精度が上がってきたと4年目のネルソンを指名。
今中さんは7年目の中田賢一。開幕投手はタフさが必要ということで。
また開幕戦でドラゴンズと対戦するカープの開幕投手が決定的な前田健太に関しては、北別府さんが今年は開幕にピークを合わせていると太鼓判。
去年もドラゴンズから開幕戦で勝利を挙げているマエケン。
攻略法については・・・
今中さんも「今年からフォークボールも投げると言っているし糸口がない」とお手上げ状態。
北別府さんも「隙はない」「自分の5年目のときと比べたら数段上」と
22歳の若きエースの状態の良さを強調。今年も強敵となりそうだ。

・大物ルーキー
今シーズン注目度ナンバーワンなのがファイターズの斎藤佑樹。
今中さん、北別府さんともに軸足の右足の蹴りが弱いというフォームの欠点を指摘。
それでも2ケタ近くは勝つと予想した。
一方、ジャイアンツのドラフト1位澤村拓一については
宇野さん「球威がある」、北別府さんも「勢いがある」と高評価。
今中さんに至っては「ジャイアンツの投手陣の軸になる可能性もある」
ドラゴンズ打線にとって手強い相手となると指摘した。

・今年セ・リーグを制するチームは
北別府さん
総合力でドラゴンズかジャイアンツ 3位にカープが入ればいいな・・・。
今中さん
故障者続出で開幕前からドラゴンズは言いにくくなったと、タイガース。
能見、岩田、FAで移籍してきた小林宏など投手陣の充実がポイントだとか。
宇野さん
ヤクルトと断言。去年初めて由規、村中が2ケタ勝利を記録。
若手投手陣の勢いは本物と評価した。


今シーズンも熱戦が期待できるプロ野球から目が離せない。