メーテレ 出前朗読隊 アナの宅配便 メーテレのアナウンサーが、小学校、幼稚園などにお邪魔して、絵本を読み聞かせます!
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第123回活動報告  08年5月26日(月)
木曽岬町立 「中部保育園」

平成6年4月に開園した清潔感あふれる中部保育園は、周囲を田んぼや畑に囲まれたのどかな場所にありました。
各教室の窓は全開で、穏やかな風が室内に入ってきました。
訪問した私たちにとってはうらやましい環境でしたが、園児たちは遊びに学習にと、毎日元気一杯で取り組んでいるようです。

玄関入って正面には、大きな「お散歩マップ」なるものが掲示してありました。中部保育園を中心に、園児たちの周辺のお散歩コースやお勧めスポットなどが地図上に示され、大人も十分楽しめる“マップ”になっていました。

たけのこ掘りや、しじみ採り、よもぎ畑、水仙畑など園児らが一年を通して自然と触れ合うイキイキとした様子が写真でもうかがえ、子供たちがどんな風に素直に成長していくのか、とっても楽しみになりました。
ちなみ、木曽岬町内には信号とコンビニエンスストアが一つもないそうです…驚きました。

文:朗読隊 加藤歩

朗読隊 加藤 歩アナウンサー

写真:加藤 歩アナウンサー

2歳~5歳と成長期の子供たちおよそ80人が集まってくれました。
木曽岬町の子供達は照れ屋さんが多いのか、始めのほうは私たちの質問にも身体をくねくねさせながら恥ずかしそうにしていました。ところが、少し慣れてくると一人ひとりが沢山話をしてくれるようになり、小さな子供たちとのコミュニケーションから束の間の癒しを得ることが出来ました。
「また来てね!」と皆が声をかけてくれてとてもうれしかったよ。
中部保育園の子供たち!また、遊ぼうね♪

朗読した絵本

「すてきな三にんぐみ」

 あらわれでたのは、黒いマントに黒い帽子の 3にんぐみ。
こわいこわいどろぼう3にんぐみは、村中の宝ものを集めていました。
 ある時、3にんのどろぼうが、ひとりの少女に出会い彼女を誘拐してしまいます。果たして少女の運命は??どんでん返しのストーリーでどろぼうたちは素敵な行動を始めるのです…。

写真:すてきな三にんぐみ

偕成社
作 : トミー アンゲラー
訳 : いまえ よしとも

朗読した絵本

「からすのパンやさん」

 いずみがもりに、からすのパンやさんがありました。
パンやさんの四羽のあかちゃんが、おとうさんの焼いた自慢のパンをおやつに食べていると、友達のからす達はそのおやつパンに興味を示します。
それからというもの、売れないパンやさんは大繁盛のパンやさんへと変化していきます。
 いずみがもりのからすたちの騒動は物語の後半になるにしたがって大きくなっていきます。どんな結末を迎えるのでしょうか???

写真:からすのパンやさん

偕成社
絵と文 : かこさとし

朗読隊 佐藤 倫子アナウンサー

写真:佐藤 倫子アナウンサー

今回が私にとって初めての朗読隊。準備段階から大変楽しみにしていました!何を読もうかかなり迷いましたが、結局、私自身が母からよく読んでもらっていた大好きな絵本にしました。本番は巨大サイズの絵本に挑戦。会場も広くて子どもたちもたくさん集まってくれたので、大きな絵本を選んだ甲斐がありました。みんな目をきらきら輝かせていて、元気で本当にかわいかったです。もっと一緒に遊びたかったなぁというのが正直な感想です。

朗読した絵本

「はじめてのおつかい」

「五つになったみいちゃんは、ままからはじめてのおつかいをたのまれました。百円玉を2つもらい、ままと約束をして家を出たみいちゃん。無事に牛乳を買って帰ることが出来るのでしょうか…?」

写真:はじめてのおつかい

福音館書店
作 : 筒井頼子
絵 : 林 明子

 
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