島津 咲苗

PROFILE

ほほ咲みの種

いろんなやり方


夏休みに入ったので
ちょっとしたおもちゃとラムネをお土産に、子ども食堂に行きました。

午後7時ごろにお邪魔すると5組の親子で、食堂の中はほぼ満席に。
1歳半になる男の子も、もりもりご飯をほおばっていました。
「少し前までここでハイハイしてて、あかちゃんだったのに~」と話すオーナー。
最近は「地域のみんなで子どもを育てる」という文化が失われつつありますが、そんなコミュニティが子ども食堂の中にはありました。


光るヨーヨー、子どもたちも喜んでくれました。


物価が高騰し、支援を必要としている人が増えている中
最近は食品ロスに取り組む企業が増えたことで、フードバンクなどに寄せられる食料は減少傾向なのだそう。

「困っている人は増えているのに、寄付はむしろ減っている」と、新聞でも何度も目にしました。

子ども食堂に行ったことをインスタグラムにのせると、
「すごく行ってみたいけど、行く勇気がないです」とコメントが来ました。

たしかに、私もアナウンサーじゃなかったら
「子ども食堂に突然顔を出してみる」なんて勇気のいる行動できなかったかもしれないな・・・。

でも、調べてみると
近所の子ども食堂に何か持っていくこと以外にも
フードバンクに直接寄付をしたり、コンビニのフードドライブに使わない食品をもっていったり・・・色々なやり方があることもわかりました。
愛知県日進市では、ふるさと納税をつかって子ども食堂へ食材を寄贈するという取り組みもあるようです。

「何かしたい」「役に立ちたい」と思う気持ちは、困っている人たちを助けるはず。
自分一人の力は微力だけれど、優しさが集まって
お腹いっぱい食べられる子どもたちが一人でも増えたらいいなと思います。