佐藤 裕二

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第43回全日本大学駅伝

ことしもやってきました、大学日本一決定戦「全日本大学駅伝」。
名古屋の熱田神宮から、三重県の伊勢神宮までの106.8キロ。
全国の予選を勝ち抜いた25の大学と、東北学連選抜、東海学連選抜の
合わせて27チームが、チームの名誉をタスキに込めて駆け抜けます。

ひた走る選手たちの姿はもちろんですが
取材で聞くその言葉にも心動かされます。

2年ぶり2度目の出場、青山学院大学のキャプテン・川村駿吾選手は
「後輩は強い選手ばかり。僕は力はないけど遠慮はしません。
厳しいことも言いますよ。
当たり前のこと、やるべきことをしっかりやるのが青学の伝統ですから。
そして彼らのためですから」。

4年連続5度目の出場、明治大学の4年生・細川勇介選手は
「努力をすれば必ず結果が出るということを、後輩たちに走りで見せたい。
自分が練習に気持ちが入らなかった時に、先輩たちが見せてくれました。
今度は僕の番です」

総勢216人の選手たちが、それぞれの思いを胸に晩秋の伊勢路を走ります。
控えの選手、マネジャー、家族などの思いものせて。

第43回全日本大学駅伝は、11月6日(日)
メ~テレ(テレビ朝日系列)で生中継します。