今年度の補正予算に盛り込まれた「アニメの殿堂」こと国立メディア芸術総合センター建設の計画。
総事業費１１７億円。
その賛否は、さておき、
アニメが、日本が誇る文化であることには違いありません。

とある日。
スーパー銭湯でお湯を楽しんだ後、マッサージをお願いしました。
某大手低価格衣料品店のＴシャツを着ていた私。
背中にはあの「機動戦士ガンダム」の名場面、
モビルスーツ・ドム「黒い３連星」の攻撃フォーメ-ション
ジェットストリームアタックの様子が描かれています。
２０代後半のマッサージ師さん、すぐ食いつきました。
「ドムが好きなんですか？僕はギャンです」。
「ドム、好きですね～。一番はグフですかね～。ギャンもいいですよね。マ・クベ」と私。
楽しい会話と絶妙なマッサージですっかり疲れが取れました。

とある日。
理髪店に行くと、４０歳前後の理容師さんは
「『どですか！』の宮地さん矢野さんの後ろにある
　『ガンダム生誕３０周年祭』のポスター、カッコいいですよね～」と
目を輝かせていました。

アニメは、映画や音楽、小説と同じように
人に夢や勇気を与え、暮らしを豊かにする力があります。
１１７億円、有効に使って欲しいものです。