堂野 浩久

PROFILE

堂野浩久の毎日が
トレーニングっす!

大きな海の小さな世界!

いつか、こんな写真を撮りたいと思っていました。
この魚は映画で一躍人気者となったカクレクマノミです。

先日のダイビングのメインテーマは、小さな生物を大きく写すマクロ撮影。

3月に入り気温は暖かくなってきましたが、
水温は2ヶ月遅れると言われることから当時が一番冷たい時期。
ブルブル震えながら水中世界を満喫しました!

果てしなく広い海。
目の前にはトロピカルカラーの魚の群れ。
それを無視して探す、海底の小さな生物・・・。

なんだか暗い男に聞こえそうですが気分はトレジャーハンティング!
水中で目を凝らし、砂を巻き上げないよう慎重に泳ぎます。

そして目当ての生物を発見!
気持ちが昂りますが、酸素の節約のために激しい動きは禁物。
さらに、歓喜の声は冷たい海にかき消され誰の耳に届くこともありません。(笑)

いざ撮影。
ファインダーの向こうに広がるのは、肉眼では分からなかった小さな生命の息吹。
小さいからこそ、その美しさ・力強さが心にグッと響きます!

その風貌は、あどけなさを感じる「新社会人タイプ」や、
どっしりとした風格漂う「重役タイプ」など様々。(勝手に命名)
わずか数センチの顔の喜怒哀楽に、私の心は和みっぱなしでした。

温かい気持ちと凍える体・・・。
次のダイビングは、水温がもう少し高くなってからにします!