記録的大雨 東海3県でも各地で道路の冠水や家屋への浸水 復旧作業が進む
2023年6月3日 19:50
記録的な大雨となった東海3県では冠水や浸水による被害が相次ぎ、3日は朝から復旧に向けた作業が始まりました。
愛知県豊川市では冠水や浸水の被害
倉橋友和記者ヘリリポート
豊川市の上空です。
水量が増した水路から、豊川放水路へと排水する作業が行われています。
国道151号の水は、ほぼ引いているんですが、まだ取り残された車が数台見られます。
そして、国道沿いに立っています病院は、一時は浸水していましたが、現在は水が引いています。
愛知県豊川市内の病院は周りが冠水し、一時、外から入れない状態となりましたが、3日午後に水が引きました。
病院の中は1階が浸水したため、職員らが清掃作業に追われていました。
住人の男性
住宅では畳の張替え
床上浸水の被害があった豊川市内の住宅では、水で濡れた畳の張替えが行われました。
住人の男性
「(未明に帰宅して) 想像以上で驚いた。電気が切れていておかしいなと思い、入ったら(畳がぬれて)冷たかった」
浸水被害のあったカフェ
カフェにも浸水
愛知県豊橋市のカフェは、周辺が冠水した影響で、3日は営業を取りやめました。
カフェのオーナー
「車で乗り入れることができなくて、 徒歩で店の敷地に入ってきた。ひざ下まで入り口のところは水がつかっていた」
「トイレが使えないとお客さんが困る。営業はそれからなので、見込みがたっていない。どうしていいかわからない状態ですね」
観光地の飲食店でも浸水被害
三重県でも浸水被害
三重県伊勢市のおはらい町では、店に入った水を出す作業が進められました。
飲食店の従業員
「中に水が入ってきて床下浸水してしまったので、きょうは中の商品の確認と冷蔵庫の移動や掃除ですね」
「とりあえず今は、もう復旧作業だけを考えています。営業は当分できない形なので」
JR名古屋駅
東海道新幹線は午後ようやく運行再開
東海道新幹線の東京‐名古屋間は正午ごろ上下線で運転を再開しました。
JR東海によりますと、全線での運転はおよそ22時間ぶりだということです。