STORY<ストーリー>~30分観るとメチャメチャ スカっとする物語なのです!~



1.炸裂!ゴッドフィンガー|2010年1月6日(水)再放送

イケメンでもなく、特に取り柄もない一之瀬ハジメ(加藤康起)。コンプレックスの塊で、今まで女の子と付き合ったことがなく、当然“童貞”まっしぐらだった。

そんな彼の家系の男子に代々伝わる特殊パワーがあった。それは「好きになった女の子の脇の下をくすぐり、彼女を悶えさせれば願いが叶う」というもの。

しかし、女の子に声をかけることすらできないハジメに、脇の下をくすぐらせてもらうことなど至難の業だった。

彼が恋い焦がれるのは、幼なじみで近所に住む女の子、倉木結衣(高木古都:ミスマガ2009)。彼女は大人になって行くに連れ清楚な美少女になり、ハジメが意識すればするほど遠い存在になって行くのだった。最近では、街ですれ違っても言葉を交わすことすらなくなっていた。

ある日、あこがれの結衣が近所の不良、荻原悠斗と付き合い始めたことを知る。悠斗の口から「明日の誕生日に結衣のバージンを奪っちゃう」という言葉を聞きショックを受けるハジメ。だが、体力に自信がないハジメは、元々イジメられていた悠斗に何も言えないまま引き下がり、おまけにデート代まで巻き上げられてしまう。

ショックに打ちひしがれるハジメだが、唯一の理解者である妹あおい(佐武宇綺:ミスマガ2009)の助けを借りつつ、残された最後の秘密兵器(=神の指)を使わせてもらうため結衣に近づいて行く。

果たして、結衣のバージンを護ることはできるのか!?

高木古都
高木古都
(ミスマガジン2009審査員特別賞)
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2.崖っぷちオンエアー|2010年1月13日(水)再放送

イケメンでもなく、特に取り柄もなくコンプレックスの塊の一之瀬ハジメ(加藤康起)
そんな彼の家系の男子には「好きになった女の子の脇の下をくすぐり、彼女を悶えさせれば願いが叶う」という不思議なパワーがあった。

ハジメの憧れのアイドル小西里香(中島愛里:ミスマガ2007)

ある日、ラジオ局から届いたハガキに、「厳正なる抽選の結果、彼女のラジオドラマの恋人役に抜擢されました。生放送なので○月○日○時にお越し下さい。」と書いてあった。

小躍りして喜ぶハジメだったが、妹のあおい(佐武宇綺:ミスマガ2009)は冷たい視線で言った「お兄ちゃん、昔から緊張するとお腹下すのよね」。その時すでにハジメの下腹部はゴロゴロとうねり始めていた。

ラジオ局に行き優しく迎えてくれる里香。しかし、ハジメの緊張はさらに高まってしまう。トイレに駆け込み用を足したハジメは、グラビアアイドルとしての里香の危ない立場を立ち聞きしてしまう。

「この役が上手くいかず、女優に転身できなかったら次の写真集で脱いでもらう」とマネージャーに言われているのだった。

意識すればするほど緊張のあまりガチガチのハジメは、リハーサルで聞くに耐えない演技しかできなかった。ハジメは、自分のあがり症を直し、彼女の足を引っ張らないようにしようと、里香の脇の下をくすぐろうとするが失敗する。

そんな中、本番の時間になりスタジオへ・・・。ハジメはお腹の激痛に苦しみ始める。本番が始まり、最初のコーナーは乗り切るが、CM中ついに我慢ができなくなり、唯一残された秘密兵器(=神の指)を使わせてもらうため、里香に近づいて行く。

果たして、くすぐることができて里香を護れるのか!?

中島愛里
中島愛里
(2007ミス週刊少年マガジン)
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3.愛のコブラツイスト|2010年1月20日(水)再放送

イケメンでもなく、特に取り柄もなくコンプレックスの塊の一之瀬ハジメ(加藤康起)
そんな彼の家系の男子には「好きになった女の子の脇の下をくすぐり、彼女を悶えさせれば願いが叶う」という不思議なパワーがあった。

ある日の帰り道。妹とジュースを取り合いもめていたハジメは、「武田レスリングジム」から出てきた美少女、武田萌花(伊勢みはと)に痴漢と勘違いされ、アマチュアレスリングの技でこらしめられてしまう。

萌花にすっかり一目惚れしてしまったハジメ。数日後、ドキドキしながら萌花の落し物のネックレスを道場に届けにいくが、ジムの会長で、萌花の父でもあるワイルド武田の勘違いで、強引にジムに入会させられてしまう。

萌花目当てに練習に励むハジメ。だが、道場の後継ぎである萌花は、先祖代々の言い伝えで「16歳の誕生日にジム最強の男と結婚しなければいけない」と聞いて驚く。

その上、花婿のダントツ有力候補であるジャイアント・マサトが借金まみれの男で、婿入り後はジムをのっとり、土地を売り払おうと企んでいると知ってしまう。萌花を救うためにも「花婿決定戦」で優勝したいと願うハジメ。

だが、ハジメはひどい本番恐怖症…。いくら練習で強くなっても、大事な時に実力を出せないのは目に見えている。

練習の合間のマッサージで、萌花との距離を縮めるハジメだが、なかなか秘密兵器(神の指)を使うこともできない。猛練習を積んだにもかかわらず、易しい昇段試験にさえ実力を発揮できずに不合格となってしまう。

花婿決定戦の前日。「武田家秘伝・本番に強くなる方法」を萌花がそっと明かしてくれるが、それは怪しげな“神様”への儀式めいた、神頼みのイメージトレーニングだった…。

「勝たせたまえ~♪ 勝たせたまえ~♪ レスリングの神よ~♪」と真剣に祈る萌花に、内心ガックリするハジメ。

果たして、ハジメは花婿決定戦で、マサトを破り、萌花を救えるのか?!

伊勢みはと
伊勢みはと
(ミスマガジン2007読者特別賞)
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4.サイクリング♥ラブ|2010年1月27日(水)再放送

イケメンでもなく、特に取り柄もなくコンプレックスの塊の一之瀬ハジメ(加藤康起)
そんな彼の家系の男子には「好きになった女の子の脇の下をくすぐり、彼女を悶えさせれば願いが叶う」という不思議なパワーがあった。

歴史学のレポートを、期限ギリギリで教授室に提出しに出かけるハジメ。憧れの助手で、清楚なメガネ美人の江口杏子(立花彩野)にレポートを渡し、妄想でニヤニヤ…。

その時、窓からの風で、机の上のプリントが吹き飛ばされる。しゃがんでプリントを拾う2人。杏子が立ち上がった瞬間に棚にぶつかり、大きな壺が落下して粉々に…! 

そこに教授が戻って、大激怒。その壺、なんと時価2億円だと明かされる。「弁償できないなら、夜までに歴史学博物館から代わりの壺を持ってくること。それが無理なら江口クンはクビ、ハジメくんの単位認定も危ういぞ…」と条件を出される2人。

2人は歴史学博物館へ直行。無事に壺を借り受けるが、ついでに教授の自転車も持って帰るよう指示される。杏子はハジメに懇願する。「…いつか歴史学の教授になるために、今、助手をクビになるわけにいかないの」ハジメは真剣な杏子に心を打たれ、最後まで協力を約束する。

だが、ハジメは自転車恐怖症。杏子が自転車を運転し、後ろから荷台を支えてついていくハメに。地図を読めないハジメのせいで、道に迷い、おまけにタイヤがパンク。その上、何者かに水をかけられ、杏子はびしょ濡れに…!

コインランドリーの乾燥機で服を乾かすも、今度は服を盗まれてしまう!代わりに置いてあったビキニを、仕方なく身につける杏子。「着替えを持ってきて」と、ハジメは妹のあおい(佐武宇綺:ミスマガ2009)に携帯で助けを求めるが、着信に気づかないあおい…。

とうとう杏子は自己嫌悪で泣き出してしまう。彼女を慰めようとハジメが缶ジュースを買いに出たスキに、次は壺まで盗まれてしまい…。 

あたりを見回すと、逃走中の下着泥棒らしき男を発見! 杏子はビキニ姿ゆえ、外に出られない。

ハジメは自転車に乗り、泥棒を追跡、杏子の服と壺を取り返せるのか…!? 年上の杏子との恋の行方は?

立花彩野
立花彩野
(ミスマガジン2001読者特別賞)
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5.密室♥ラブ|2010年2月3日(水)再放送

イケメンでもなく、特に取り柄もなくコンプレックスの塊の一之瀬ハジメ(加藤康起)
そんな彼の家系の男子には「好きになった女の子の脇の下をくすぐり、彼女を悶えさせれば願いが叶う」という不思議なパワーがあった。

とある制作会社で、短期バイトで働くハジメ。ハガキの宛名書きにいそしむが、優しく仕事をリードしてくれる先輩スタッフの橘ちえみ(森はるか)のバストが気になってしかたがない。「仕事が遅い!」「サボるな!」と、社員の早川に怒られてばかり。

妹・あおい(佐武宇綺:ミスマガ2009)の買い物に付き合う約束もすっぽかし、残業するハメに。倉庫から荷物をとってくるよう早川に指示され、ちえみと2人で地下に向かう。乱雑に散らかった地下倉庫で、閉所恐怖症であることを隠しつつ、荷物をピックアップするハジメ。

ちえみがふざけてバニーガール姿に扮して現れ、「愚痴でも何でも聞いてあげる」と優しく微笑む。妄想の中で思わず抱きつこうとするハジメ…。

その瞬間、早川が2人を探しにやってくる声。「バニー姿ではまずい」と2人は物陰に隠れ、早川はあきらめて出ていく。「早く戻らなきゃ」と、物陰で着替え始めるちえみ。ハジメは着替えをのぞこうとして、バランスを崩して入口の壁に激突。入口外に積んでいた段ボールが崩れ、倉庫のドアが閉まり、2人は閉じ込められてしまう! 携帯電話の電波は圏外で、助けも呼べない…。

こうなれば、天井裏の狭い点検用扉に入って、そこから各部屋に脱出して助けを呼ぶしかない。閉所恐怖症のハジメに代わり、ちえみが彼を台にして昇ろうとする。だが、彼女のパンツに気をとられたハジメが、よろけて大失敗。

そのうち、ちえみは尿意を訴える。焦ったハジメは、秘密兵器(=神の指)で閉所恐怖症を克服しようと彼女を説得するも、信じてもらえない…。

その時、扉の外から早川の苦しそうなうめき声。ハジメがちえみの着替えをのぞこうとした時に崩れた荷物の下敷きになり、気を失っていたのだった…!

「下半身が荷物に圧迫されて動けない…。足の感覚がない…」と訴える早川。おまけに、エアコンのききすぎで尿意が加速するちえみ。

果たして、ハジメは狭い天井裏に入って助けを呼べるのか? ちえみとの恋の行方は?

森はるか
森はるか
(マガジンメイト2008)
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6.暗闇シースルー|2010年2月10日(水)再放送

イケメンでもなく、特に取り柄もなくコンプレックスの塊の一之瀬ハジメ(加藤康起)
そんな彼の家系の男子には「好きになった女の子の脇の下をくすぐり、彼女を悶えさせれば願いが叶う」という不思議なパワーがあった。

ある日、友人から「薫子ちゃん発見!」という知らせを受けるハジメ。大好きなグラビアアイドル・水木薫子(望月美寿々)の撮影現場を発見したというのだ。現場に駆けつけ、薫子を一目見るハジメだが、スタッフに追い払われてしまう。「かわいかった…」と妄想しながら夜道を歩いていると、なんと憧れの薫子とぶつかりかける! 写メを撮ろうと彼女についていくと、「もしかして、私のこと見えてる?」と驚かれ、「明日スタジオに来て」と突然誘われる…! 夢見心地のハジメ。

翌日、ハジメは薫子に会いにスタジオへ。彼女は控え室にハジメを引っ張りこみ、いきなり電気を消す。暗闇が怖くて外に飛び出るハジメ。すると控え室にお茶を持ってきたスタッフが「薫子さんがいない」と大騒ぎ。だがハジメには、椅子に座った彼女の姿がちゃんと見えている…!「あなたの家でゆっくり話をしたい」と迫る薫子を、自宅へ案内するハジメ。

「私、普通の女の子に戻りたい。ハジメくんの協力が必要なの」喜んで協力を誓うハジメ、すると薫子は突然電気を消す。暗闇の中に、透き通って青白く光った薫子が現れる…!「これが本当のア・タ・シ」

幽霊嫌いのハジメは絶叫。そこへ現れる妹あおい(佐武宇綺:ミスマガ2009)、薫子の姿は全く見えないと言う。暗がりでは、薫子の姿はハジメ以外の誰にも見えないのだった…。

薫子の願いとは、昔、悪い男に撮られた恥ずかしい写真を取り戻すこと。彼女に連れられ、ハジメは、写真を探しに廃墟へ。大嫌いな真っ暗闇で、足を踏み外して転び、懐中電灯は壊れ、絶体絶命の大ピンチ。見かねた薫子は秘密兵器(=神の指)を使ってもいいというが、ハジメの指は薫子の体をむなしくすり抜けるばかり…。

ハジメは、恥ずかしい写真を無事に取り戻せるのか? 幽霊・薫子との恋は成就するのか?

望月美寿々
望月美寿々
(マガジンメイト2008)
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7.おしゃれコンプレックス|2010年2月24日(水)再放送

イケメンでもなく、特に取り柄もなくコンプレックスの塊の一之瀬ハジメ(加藤康起)
そんな彼の家系の男子には「好きになった女の子の脇の下をくすぐり、彼女を悶えさせれば願いが叶う」という不思議なパワーがあった。

大学のクイズ研究会に所属するハジメ。経営難のあおりを受け、ある日突然、学長から廃部を宣告されてしまう。「ただし、人気番組『クイズ大学選手権』で優勝すれば廃部にはしない」と条件を出す学長。ハジメは、憧れの部長・富永レイ(あいか)と共に、「クイズ大学選手権」にペアで出場することを決意する。だが、2人とも決勝で出されるクイズ分野が苦手で、頭を抱える。レイは「秋葉原クイズ」、ハジメは「ファッションクイズ」が、からきしダメなのだ…!

あおい(佐武宇綺:ミスマガ2009)の前でグチりつつ、ファッション問題の勉強に励むハジメ。ある日。レイの出題するファッションクイズに全く答えられないハジメに代わり、次々と正答する、通りすがりのイケメン・杉山卓哉が現れる。レイはその場で卓哉をスカウト、クイズの話を聞くと称し、卓哉とお茶を飲みに行ってしまう。

数日後、クイズ研に現れた杉山に、リベンジのクイズ合戦を挑むハジメ。だが、世界情勢から、ファッショントレンドまで、幅広い教養の持ち主である卓哉にボロ負け。卓哉は、難しい経済用語もスッと口をついて出る、天才肌の大金持ちのお坊ちゃまだったのだ!

「卓哉が大学選手権に出てもいいのでは…?」という部員たちの期待が高まり、ハジメと卓哉は、選抜会を開き、勝負をつけることに。しかも「番組出場を果たし、優勝したら交際すること」という卓哉の賭けに、レイが乗ってしまう。「卓哉には絶対に負けられない」とファッションブランドの猛勉強に励むハジメだが…。

「秋葉原クイズ」が苦手なレイのため、彼女を秋葉原に連れて行ってメイド喫茶を体験させたり、コスプレさせたり。さらに、想定問題をICレコーダーに録音して贈ったり…と、恋の努力を惜しまないハジメ。

果たして卓哉を破って、「クイズ選手権」に無事出場できるのか?!

あいか
あいか
(2007ミスヤングマガジン)
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8.あべこべパニック|2010年3月3日(水)再放送

イケメンでもなく、特に取り柄もなくコンプレックスの塊の一之瀬ハジメ(加藤康起)
そんな彼の家系の男子には「好きになった女の子の脇の下をくすぐり、彼女を悶えさせれば願いが叶う」という不思議なパワーがあった。

朝の食卓に蜘蛛が出て大騒ぎ、グラスを倒して妹のあおい(佐武宇綺:ミスマガ2009)の服をビショ濡れにして怒られるハジメ。「男らしくないと恋なんてできないよ」となじられ、「女の子に生まれればよかった…」とウジウジ悩みつつ町を歩く途中、美少女・垣内珠里(小池唯)に目が釘付けに。「もし、僕があんな女の子だったら、大好きなおっぱいも見放題なのに…」と妄想するうちに、ナンパを振り切ろうと駆けてくる珠里と正面衝突! ぶつかった拍子に、2人の体は入れ替わってしまう。

ハジメの外見になった珠里は「立ちション」や「ナンパ」を試みたり、女の子の体になったハジメは、「おっぱい」を一目見ようと企んだり…と楽しむ2人。だが、珠里が厳しすぎる父親に反抗して「プチ家出中」だと知ったハジメは、彼女を家に無事帰し、父親との関係を修復させようと決心する。

ハジメは、珠里になりきって、父親に平謝り。「5時半の門限」を少しでも伸ばしてもらえないかと直談判。だが隠れていた珠里が運悪く父親に見つかり、「娘と一夜を共に過ごした男」と勘違いされ、とうとう珠里は勘当されてしまう!

珠里と父親はわかり合えるのか? そしてハジメの恋の行方は?

小池唯
小池唯
(マガジンメイト2008)
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9.掴め!ラッキーナンバー|2010年3月10日(水)再放送

イケメンでもなく、特に取り柄もなくコンプレックスの塊の一之瀬ハジメ(加藤康起)
そんな彼の家系の男子には「好きになった女の子の脇の下をくすぐり、彼女を悶えさせれば願いが叶う」という不思議なパワーがあった。

犬の糞を踏んだため、特売の肉を買いそびれ、あおい(佐武宇綺:ミスマガ2009)に「運が悪いのは昔から…」と嫌味を言われるハジメ。いじけて歩いていると、自転車に乗ったナイスバディな紺野あやめ(佐藤さくら)と衝突。その弾みで、あやめの自転車のチェーンが外れてしまう。ハジメは謝りながらチェーンを直し、彼女を家まで送っていく。するとそこは、ある町工場。ヤクザたちが借金の取り立てに来るところに、運悪く居合わせる。

工場には借金があり、明後日までに全額返済できなかったら、あやめは借金のカタに風俗店で働かされるという。風俗で働くあやめを妄想し、「ちょっと待って」と叫んでしまったハジメは、ヤクザに因縁をつけられ、借金を全額肩代わりするハメに!その額1千万円と明かされ、大ショックのハジメ。おまけに、あやめには感謝されるどころか「余計なお世話」と怒られ、嫌われてしまう…。

困ったハジメは、あおいのアドバイスで、秘密兵器(=神の指)を使って、持ち前の“運の悪さ”を克服、宝くじで1千万円を当てようとたくらむ。ハジメは、宅配便業者に扮してあやめに大量の荷物を渡し、脇が空いた瞬間に脇をくすぐろうとするが、大失敗。「他人は一切信用しない」と言い捨て、あやめは出ていく。

あやめと暮らす女性・志乃から、あやめの生い立ちを聞かされて驚くハジメ。小さい時に両親を事故で亡くしたあやめは、親戚中をたらい回しにされ、施設で育ち、遠縁の志乃に育てられたのだという。ほろりとするハジメ…。その時、あおいから「あやめが風俗店に入っていった」という知らせ。宅配業者に扮したまま店に乗り込むハジメだが、水着姿のあやめを見て思わず興奮、股間を押さえてヘタり込んでしまう。

果たして、ハジメはヤクザたちからあやめを守れるのか。そして1000万の借金は?

佐藤さくら
佐藤さくら
(2008ミス週刊少年マガジン)
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10.妹が結婚?|2010年3月17日(水)再放送

イケメンでもなく、特に取り柄もなくコンプレックスの塊の一之瀬ハジメ(加藤康起)
そんな彼の家系の男子には「好きになった女の子の脇の下をくすぐり、彼女を悶えさせれば願いが叶う」という不思議なパワーがあった。

爪切りを探しまわるハジメに、新聞紙を広げ、ゴミ箱まで差し出してやる妹・あおい(佐武宇綺:ミスマガ2009)。「俺も妹離れして、もう少し兄らしく頼もしい男にならないとな」というハジメに、あおいが突然の告白。「お兄ちゃん、私結婚したい人がいるの…」

数日後、ハジメはあおいの結婚予定の彼氏・隆弘との顔合わせに招かれる。隆弘は、さわやかでおしゃれでしっかり者の好青年。その上、あおいのバイト先のレストランチェーンのオーナーの御曹司! 隆弘はあおいの大学進学費用まで負担するつもりだといい、婚姻届の証人のサインをしてほしいとハジメに頼む…。

ハジメは突然の展開に動揺。非のうちどころのない相手とわかっているが、「心の準備ができていない、勝手な結婚は許さない!」と激怒、婚姻届をぐちゃぐちゃに丸め、退席する。

数日後。あおいが取り寄せた戸籍謄本をこっそり開封するハジメ。あおいの名前の上に「養女」と書かれているのを見て、あおいと血のつながりがなかったことを思い出す。あおいへの熱い想いを感じ、風呂上がりに体操するあおいを見てキスする妄想までしてしまう…。一方、あおいは聞き分けよく結婚を断念。隆弘にも別れを告げる。

別れの現場を見てしまったハジメは、激しく後悔。自分のシスターコンプレックスを自覚して反省、あおいの幸せのためにも、隆弘との結婚を認め、結婚届にサインをしようとする。だがペンを持つと手が止まり、サインできない…! ハジメはあおいをくすぐり、兄の意地をかけてシスターコンプレックスを解消しようと試みる。

思いっきりあおいをくすぐろうと努力するハジメ。彼女に洗濯かごを渡して脇の空いたところを狙ったり、寝ているところを急襲したり。だが、結婚を諦めたあおいは乗り気でなく、秘密兵器(=神の指)を使わせてくれない。

果たして、ハジメはあおいをくすぐって、結婚届けにサインできるのか?
あおいは隆弘と結婚できるのか? あおいとハジメの関係はどうなる?!

佐武宇綺
佐武宇綺
(ミスマガジン2009読者特別賞)
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