泉谷しげる(山口肇役)

Q.常盤さん演じる主人公・晃子のライブシーンはいかがでしたでしたか?

型がしっかりとできててカッコよかった。ロックは見栄えが大切だから、自分がうまい!カッコいいと思うことが大事なんだよ。俺はカッコいいだろ(笑)。

Q.晃子の生き方について

病気になって初めて向き合ったことによる、ある種の哲学があると思う。
いつか人がぶち当たるものを早めに教えてくれている。そうしたきっかけになれるドラマだと思うよ。

Q.泉谷さんが同じような境遇に置かれたらどうしますか。

とりあえず、嫌だとダダをこねる(笑)。

Q.このドラマを通して伝えたいメッセージ

「悔いがないようにしろ!」ってことが言いたいのでは。親の反対で止めるようではその程度、反対されることが逆に後押しになることもあるのでは。親というものは反対するもので、反対されてやめるものはその程度ってことだ。子供の応援の仕方にはセンスがあると思う。昔は大人がしっかりと不良だった。冒険する親がいい。親は子供以上に子供でないと駄目。子供の目線が出せないと思う。

Q.1人の親としての泉谷さんが伝えたいメッセージはありますか。

「こんな親になるなよ」って言いたい。子供や孫にそんなことしちゃだめと言われる。でも、逆に子供がしっかりするんだよな(笑)。

Q.視聴者に対して一言。

自分の問題として見て欲しい。どんな人も家族を抱えていて、色々とあると思うけれど、言わないだけ。そういう人が見ていると思うし、むしろ、現実はこんなもんじゃないと怒られるかもしれない。みんな現実を受け止めて生きている。でも、見ている間だけでも、勇気と力を与えられたらと思う。