2020年4月18日放送

灯台のもとに笑顔の花　静岡・御前崎市

「静岡・御前崎市」を旅してゴメン！しずてつジャストライン「御前崎小学校前」のバス停からスタート♪

6年前にも訪れた太平洋側の「御前埼灯台」にまた行きたいと思いながら歩くが、気になった小道を進むことに！
出会ったご家族にお話を聞くと、以前の旅で訪れた「なぶら市場」で鮮魚店を営んでいる方で、その時にもお会いしているそう。当時、幼稚園児だった娘さんはもう小学6年生。「大きくなりましたねー」と思わず年月の過ぎ去る早さを実感するウドちゃん。
道を尋ねると、そのまま進めば港に出るという。「ビーチもありますよ」と聞いて、そのまま道を進んで漁港方面に向かいます。

細い山道を階段で降りていくと、近所のお母さんが声をかけてくれました。お話を聞くと、ボランティアで約20年かけて「エコパーク」を作ってきたという。「後でぜひ寄ってね」と言われ、ビーチへ行った後で寄ることに。

ビーチへ向かう途中で見つけたのは造船所。御前崎港でシラス漁に使う船は大抵ここで作られた船なんだそう。大好きな釜揚げしらすが食べたいウドちゃんは、教えていただいた「下村喜作商店」へ。たずねてみると、たまたま釜揚げシラスの加工の最中。お願いして、あげたてのシラスを分けていただきました。

「御前崎マリンパーク」に到着！この日のビーチは風が強く、何人かがウィンドサーフィンをしていました。富士山が見える展望台に上がってみるが、残念ながら曇っていて富士山は見えません。

先ほどお会いしたお母さんが言っていた「御前崎エコパーク」へ向かいます。
港沿いの広い敷地は四季折々の花でいっぱい。地域の人達によって様々な植物が植えられており、ウドちゃんが驚いたのは“リュウゼツラン”という巨大な多肉植物と、ヤシの木の仲間の“フェニックス”。フェニックスには他の植物が共生していて、山桜も咲くという。
ご夫婦で建てたという小さな小屋にお邪魔します。コーヒーをご馳走になるお返しに、先ほど購入した釜揚げシラスをみんなでいただきながら、防風林として鬱蒼とした雑木林だったところを市に掛け合ってご夫婦で植物園としてボランティアで整備したというお話にほっこりしたウドちゃん。

カツオ漁の町御前崎町には『カツオ釣り体操』なるものがあるという旅の情報がどんなものなのか知りたいウドちゃんは漁協でお話を聞いてみることに。
なかなか有力な情報が得られないでいると、たまたま隣の信用金庫に来ていたお客さんが「小学生の頃、皆でやった覚えがある」という！
カツオの一本釣りの動きを体操という形で練習するためのものだったようで、一緒に『カツオ釣り体操』の動きを教えていただきました。

旅をスタートした時から思っていた「御前埼灯台」へ向かいます。
灯台の佇まいの美しさに見惚れていると、これまでずっと曇りだった空から太陽の光が差してきました。「海を照らす灯台に太陽の光が差すという偶然に出逢うのも、ずっと曇ってたおかげ」というウドちゃんらしいポジティブな感想で旅を締めくくりました。

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