研究コーナー

スポーツにまつわる伝説や言い伝え、些細な疑問までを徹底検証します。

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「ショートトラック日本代表候補(トヨタ自動車スケート部)」

2009/11/28放送

バンクーバーオリンピックまで残り100日を切り、冬の祭典もいよいよカウントダウン。
そんな中でメダル獲得に期待が集まっているのがショートトラックスピードスケート。
「氷上の競輪」と呼ばれ、スピードやテクニック、駆け引きなどを必要とするスポーツだ。
そんな競技においてバンクーバーオリンピックを目指す4人の選手たち。
日本女子期待のスピード娘・伊藤亜由子(いとうあゆこ)選手。
冷静沈着なレース運びを見せる日本の次期エース候補・高御堂雄三(たかみどうゆうぞう)選手。
178センチの大型スケーター、今年急成長を遂げた坂下里士(さかしたさとし)選手。
これまで4度のオリンピック出場、34歳にして今なお走り続けるミスターショートトラック・寺尾悟(てらおさとる)選手。
トヨタ自動車所属の4人がスタジオに登場し、バンクーバーへの想いなどを語ってくれました。

さらにチャレンジ企画として研究員の未菜ちゃんがショートトラックに挑戦!!
お手本として先生にはオリンピックに3度出場した元日本代表の勅使川原郁恵さんが指導してくれました。
未菜ちゃん自身、スケート経験はあるとの事でしたが…
ショートトラックのスケート靴があまりにも特徴がありすぎて戸惑いの連続。
具体的にどこが一般のスケート靴と違うのかというと、

①シューズよりも刃が長い
②抵抗を少なくするために刃が細い
③カーブを周りやすくするために刃が反っている
④刃の部分が中央より左についている

とこんなに違いがあり、氷にのった瞬間から未菜ちゃんは焦りまくり。
ショートトラックの醍醐味である「コーナーリング」にも挑戦した未菜ちゃんでしたが
足をクロスさせる技術の凄さには脱帽。
最終的にどこまで滑れるようになったか勅使川原先生の下やってみましたが、結局氷の上で転んでしまいました。

バンクーバーオリンピックへのショートトラックの代表権争いは12月19日から長野で行われる全日本選手権。
この結果を受けて日本代表が決定します。

高御堂選手 「狙うは1000mと1500mでのオリンピック出場。自分の殻を破る最高のスケートをする!」
坂下選手 「一年間必死に練習してきたのでその成果を全日本選手権で見せたい!」
伊藤選手 「前回のトリノの時に代表を逃した悔しさを絶対に晴らす!」
寺尾選手 「長く代表を務めてきたので最後にもう一花咲かせたい。そしてトヨタ勢みんなでオリンピックに行きたい!」

それぞれの選手が熱い想いをぶつけてくれました。4人の姿を是非バンクーバーで見たいものです。
頑張れ!!トヨタ自動車スケート部!!


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