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「Fリーグ第11節 名古屋オーシャンズvsデウソン神戸」

2008/11/15放送

昨年開幕したフットサルの全国リーグ、Fリーグ。圧倒的な強さで、初代王者に輝いた名古屋オーシャンズは、今シーズンも王者の名にふさわしく、圧倒的な強さで開幕から無敗の7連勝を飾った。

しかし、10月に行われた、バルドラール浦安との直接対決でまさかの逆転負け。リーグ開幕から8戦目にして、初の黒星を喫した。この時点で名古屋オーシャンズは勝ち点差で2位バルドラール浦安と並んだ。リーグは中間地点にして、早くも混戦を極めた。
そんな中、連覇を目指すオーシャンズは3位デウソン神戸との大一番を迎えた。

デウソン神戸は昨年のFリーグ3位。今シーズンも超攻撃的フットサルをテーマに掲げ、現在3位。高い得点能力と、組織的な守備を誇る神戸。オーシャンズにとっても油断はできない。

試合は前半、オーシャンズが安定したパス回しと高い位置からのディフェンスで、試合を支配していく。しかし対する神戸も組織的な守りで得点を与えない。
そんな中、前半14分。名古屋オーシャンズのキャプテン北原が前田からのパスにうまく合わせ、1-0。名古屋が待望の先制点を挙げる。

後半に入っても名古屋はハイプレスからのディフェンスを徹底。カウンターから追加点を狙うが、なかなかゴールを奪うことができない。次第に追加点が奪えないプレッシャーからか、選手たちにも焦りが…。
すると、後半18分。オーシャンズは一瞬のスキを付かれ神戸に同点ゴールを許してしまう。
残り時間は2分。オーシャンズは決死のパワープレーで反撃。勝ち越しを狙いシュートを放つが、ゴールネットを揺らすことができない。そして…無情にも試合終了のホイッスルが鳴った。

オーシャンズは神戸にまさかの引き分け。そして今節、勝ち点差で並ぶ、2位浦安が勝利したため、オーシャンズは開幕から守り続けた首位の座を、浦安に奪われる結果となった。
Fリーグは今、まさに混戦状態。今後もフットサル、Fリーグから目が離せない!!

2008Fリーグ順位表(11節終了時)

順位 チーム 勝点
1 バルドラール浦安 30
2 名古屋オーシャンズ 28
3 ペスカドーラ町田 21
4 デウソン神戸 19
5 シュライカー大阪 13
6 バサジィ大分 13
7 湘南ベルマーレ 3
8 ステラミーゴいわて花巻 1

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