スタッフの一言/日々スポーツ取材に励むメ~テレスポーツ部スタッフそんな彼らが取材先で感じたことをつづる

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愛知大学野球から世界の舞台へ!

2007/11/13
今回の担当者

熱戦の続いたプロ野球。日本ハムとの日本シリーズを4勝1敗で制し、見事に53年ぶりの日本一に輝いた中日ドラゴンズ。大いにファンを沸かせ続けた一年となりました。思えば愛知県はプロ・アマチュアを問わず、とても野球が盛んですよね。「野球王国・愛知」なんて呼ばれた時代もあったと聞いた事があります。

そんな「野球王国・愛知」で私が注目しているのは愛知大学野球。決して東京六大学野球のように、大勢の観客が見守る中試合は行われていませんが、とにかくレベルは高い!そして素晴らしい選手が多い!そんな印象を、私は大学野球取材で感じました。

まもなく19日に行われる、「大学生・社会人ドラフト」。この愛知大学野球リーグから今年も上位指名が予想される選手がいます。それは、長谷部康平投手(岐阜県出身・杜若高校→愛知工業大学)。8月に台湾で行われたプレオリンピック大会では抑えとして大活躍し、アマチュアで唯一、北京オリンピック日本代表の最終候補に選出、現在台湾で行われている、野球ワールドカップ(日本代表はアマチュアチームで構成)にも社会人と一緒に参加しており、愛知大学野球から一気に世界へと羽ばたいた選手なんです。

先日、野球ワールドカップに旅立つ前に彼と話をする機会があったのですが、こんな事を言っていました。「正直分からない事も多いし疲れもありますけど、ここまできたら気合だけですよ、気合。」何と彼は、愛知大学野球のリーグ戦を終えた後、野球ワールドカップに出場するため東京での合宿に参加し、台湾で試合を行い、帰国後すぐにドラフトを迎え、そして福岡で行われる北京オリンピック最終予選の壮行試合に臨む予定という、超!超!超!ハードなスケジュールをこなしているんです!

私はこのあまりの凄さに一言、「とにかく体壊れないように頑張って」としか言えなかった。
でも体は小さいけど精神的にも強そうな彼なら、間違いなく乗り越えてくれるでしょう。果たしてどこの球団に指名されるかは全く予想がつきませんが、北京オリンピック最終予選メンバーに是非残ってほしいと思う。彼がプロのビッグネームが並ぶ、星野ジャパンの一員として、日の丸をつけて投げているのを是非とも私は見てみたい!皆さんもそう思いませんか?

アシスタントディレクター:Y

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