スタッフの一言/日々スポーツ取材に励むメ~テレスポーツ部スタッフそんな彼らが取材先で感じたことをつづる

038

「祭り」の終わり そして始まり

2007/07/31
今回の担当者

愛知大会決勝がようやくきょう行われる。当初の予定より三日遅れでの開催だ。天候不順のため夏休み前に予定されていた予備日は東海3県のどこかしらで発生し、29日まで試合が行われない日がなかった。その予備日や雨天用に準備していたVTRが4本「お蔵入り(放送なし)」となってしまった。

ここまで、三重・宇治山田商、岐阜・大垣日大と優勝候補の筆頭がともに代表の座をゲットした。今年の愛知の決勝は「愛工大名電 対 中京大中京」という愛知を代表する名門同士の対決。意外な事に決勝でのこの顔合わせは17年ぶりという。名電の3連覇か中京が3年ぶり25度目の優勝を決めるのか。いずれにしろ、とても興味深い決戦だ。

今年、高校野球番組(中継を除く)のチーフを務める小生だが、台風に始まり愛知の強豪対決で幕をおろす弊社の「高校野球祭り」。長かったようで短く、予定されていた休息日もなくなり、あんなに辛かったはずなのに、いざ終わるとなると何か寂しい。どんな類の「祭り」でも、その終わりは必ずといっていいほど、こんな気持ちになる。不思議だ。

小生はこの地方予選が終わると、すぐに大阪へととぶ。8月8日から始まる甲子園番組、「熱闘甲子園」の応援のためだ。そう、代表校の戦いは終わってはおらず、本番とも言うべき、もう一つの夏が始まる。高校球児の熱い夏はまだまだ続く。そして私の2007夏もこれからが本番なのかもしれない。

ディレクター:N

backnumber