研究コーナー
スポーツにまつわる伝説や言い伝え、些細な疑問までを徹底検証します。
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マッサージ

2006/12/02放送

スポーツあとの肉体ケアに欠かせないマッサージ。今回はその重要性を研究する。 例えばプロ野球の投手が約100球を投げた後の肩の状態はどうなっているのか? 中京大学・湯浅教授によると…細胞・血管が非常に細かな単位で断裂、出血しその後うっ血状態になってくる。そうなると筋肉は硬く、こわばった緊張状態が続く。 さらには、乳酸のような疲労物質が溜まりだす。この物質は体に働くなという信号を発するため、筋肉が動かなくなる。そしてこの疲労物質を取り除く方法は一般的に、新鮮な血液を患部に送り込むことだという。マッサージには多種多彩あるが、筋肉を「伸び・縮み」させることにより、新鮮な動脈血の流れを良くし、疲労物質を除去するのがよくある方法である。

結論…最高のパフォーマンスのためにマッサージは重要
     その日の疲れはその日に取り除くことが大切である

更に!! プロ野球選手御用達の究極のマッサージがあった!!

140キロを超えるボールを投げるピッチャーの肩には想像以上の負荷が一球ごとにかかっている。その積み重ねにより、関節の軸にゆがみが生じ、登板後は肩の可動域が狭くなっているというのだ。その可動域をもとに戻すマッサージを準研究員の合田アナが体感した。 そしてその効果には驚くべき結果が‥!! 伊集院所長もその究極のマッサージをスタジオで体感した。 それほどの痛みを感じるわけでもなく、片側およそ5分のマッサージを終え…
「お~~!!」
草野球のピッチャーを務める伊集院所長にとってこの上ない朗報となったはずである。

次回予告

セ・リーグを制したオレ流・落合「守り勝つ野球」の原点である「守備」を徹底研究!!3年連続3回目のゴールデングラブ賞に輝いた、達人・井端弘和選手に「守備」への思いを語ってもらった。更には伊集院・井端の二遊間コンビであの究極のプレーを再現する!!

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