研究コーナー
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ホームランへの道II

2006/06/03放送

前回「ホームランへの道」PART1では元ヤクルトスワローズで活躍した広沢克己さんをお招きしてホームラン打撃法を伝授された伊集院所長。その内容はボールの中心より7ミリ下をたたき、ボールに逆スピンをかける。そして打球を上にあげ飛距離をアップしホームランを打つ!でした。
伊集院所長も練習するにつれ次第に鋭い打球を飛ばし始めていました。

が!しかし、確かに打球は伸びを見せているもののオーバーフェンス!とは行きません。では、【どうすればさらに飛距離をアップすることが出来るのか!?】

それは「スイングスピードを早くする」ことでした。
ちなみにドラゴンズの福留選手は151キロ、ウッズ選手は158キロ。
では【どこを鍛えればスイングスピードは速くなるのか!?】
中京大学の湯浅教授によるとお尻の筋肉と太ももの内側の筋肉(内転勤)を鍛えればよりスピードはアップする、ということで早速伊集院所長もトレーニング開始。

『お尻の筋肉』のトレーニング
壁の前20センチ~30センチ辺りに立ち両手を壁につけ、片足のかかとを浮かせて壁につけ、つま先は床につける。そしてヘソを前に出し仰け反るようにすれば自然とお尻に力が入るのでこれを7秒間、1日5セット。

『内転勤』のトレーニング
両膝にバレーボールやサッカーボールなどを挟み押しつぶすように力を入れる。
こちらも7秒間、1日5セット行うだけでOK.

これをすれば早い人で1週間、遅くても2週間で筋力が高まり、スイングスピードは早くなるそうです。
さらに伊集院所長のスイングスピードは現在のどの程度あるのか測ることに。
場所は今年オープンしたばかりのアルペン長久手店。ここではバッティングサイエンスアドバイザーというスイングスピードはもちろん打球速度やミート率など測るマシンを導入し、その人に合ったバットを提供しているのです。

伊集院所長も挑戦したところ、いろいろな重さのバットを使いスピードは101キロから107キロ。(お客さんの平均は30歳代で91キロ)
店内にいるバッティングアドバイザーの方に見てもらったところ、所長は720グラムのバットが最適。と判断してくれました。

トレーニング方法と最適なバットが見つかった伊集院所長。今度こそオーバーフェンスのホームランは打てるのか!こうご期待!!

次回予告

今回はワールドカップドイツ大会開幕を記念して「ペナルティキック」を大研究 わずか11メートルの距離で繰り広げられるPK、数々のドラマが生まれ、歴史は動いてきた。そこに存在する計り知れないプレッシャーとは?
日本代表ゴールキーパーの2人が全てを語る。そして、伊集院所長がスタジオを飛び出しPKを初体験!!奇跡のゴールを見逃すな!!

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