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キャッチャー

2006/01/28放送


膨大なデーターの解析、弱点を読む観察眼、判断能力などチームの司令塔的ポジションのキャッチャー。
しかし、古くからキャッチャーのイメージは、デブで動けない選手がつくポジションと思われてきた。
しかし!近年の野球の進化に伴い、そのイメージを覆す選手が現れた!
ヤクルトスワローズ、古田敦也!
打てる!走れる!守れる!
スマートなスタイルで、日本のプロ野球における、キャッチャーのイメージを変えた男である!
その古田に続き、続々と新世代のキャッチャーが登場してきた。
キャッチャーは、ブロックやファールチップなど、ケガや危険がつきもののポジション、打たれれば非難され、抑えれば賞賛の目はピッチャーに。
まさに女房役、影となりピッチャーを支える。
一見割りにあわないように見えるキャッチャー!!
果たして、キャッチャーの魅力とは何なのか!?
今回は、日本の要としてWBCにも選出された、中日ドラゴンズの谷繁元信選手に、その全てを語ってもらいました。


Q1. ホームに突っ込んでくる体の大きい選手のブロックは危険!
しかし、谷繁の秘策があった!
谷繁: 試合前に体の大きい選手(外国人選手)と仲良くしておく事!
そうすれば、向こうも思いっきりは突っ込んでこないんです。

Q2. 昨シーズンの中で、選ぶベストプレーは?
谷繁: 9月7日の阪神戦の赤星選手を盗塁を刺したとき赤星が7月12日のヤクルト戦から続けていた盗塁連続成功17という記録。
しかし、その時の谷繁の盗塁阻止で18回目のチャレンジを見事阻止したことになった。
赤星は他の選手に比べても、阻止することは難しいです。

<実験>
優れた洞察力が必要なキャッチャー!
今回は、日本が誇るキャッチャー谷繁選手と、伊集院所長が、洞察力を図る心理ゲームに対決。

<ゲーム>
第三者が目の前に並んだお寿司の中から、どれを食べるか?を当てるゲーム。
質問!顔の表情などから心を読みとり、見事当てることが出来なければそのお寿司を食べることが出来る!

<結果>
お見事!谷繁選手の勝利でした。
野球以外でも、心理を読む力が優れているという結果になりました。
恐るべし、日本の要!!

谷繁選手ありがとうございました!!
WBC出場がんばってください。

まとめ

優れたキャッチャーは洞察力が優れている!




次回予告

今回はいよいよ間近に迫ったトリノ五輪を前に「ボブスレー」を大研究。
最高時速150キロ、氷上のF1と呼ばれ、身体にかかる圧力は5Gにもなる。
肉体への負担、さらには開発費用を含むと1億円もかかるというこの競技人口はわずか100人。そのうち五輪代表になることができるのは10人 なんと10分の1の確立で夢舞台への出場切符を手にできるかも?
ということでスポ研ではあの男が果敢にもボブスレーに挑戦!!
しかし、長野五輪の会場にもなったボブスレーコースで大変なことが起こってしまう!!

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