アスリートドキュメント

スポーツの素晴らしさは夢に向かって挑戦し続けるアスリートの素晴らしさ。密着取材でアスリートの真実の姿を描き出します。

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中日ドラゴンズ 立浪和義「ラストイヤーへの想い」

2009/09/05放送

シーズンも終盤に入り、3年ぶりの覇権奪回を狙うドラゴンズも連日熱い戦いを繰り広げている。
そんな中、本拠地ナゴヤドームのスタンドが最も沸く瞬間。
それは代打・立浪の名前がコールされた時。
プロ22年目を迎えたミスタードラゴンズ立浪和義。
自ら今シーズン限りでの引退を宣言し、ラストイヤーにかける男の想いとは・・・。

立浪は今シーズンここまで全て代打で出場しその打率は3割を超える。
特に優勝争いが熾烈になった8月の打率は.417。
シーズン終盤の勝負どころを迎えてその存在感は日に日に大きくなっている。
そんな立浪がまだ照明もついていない試合開始4時間以上前のナゴヤドームのグラウンドを一人で黙々と走っている。当たり前のように行われる誰よりも早いウォーミングアップ。
その視線の先にあるものとは・・・
「いつもあれだけたくさんの声援をいただくので声援をいただくのだったらそれだけのことはやらなければいけない。」
本拠地のファンからの圧倒的な声援に応えるために。
残り少なくなった現役生活の最後まで手を抜くことは出来ない。
「とにかくチームの優勝を目指して自分は試合に出たところで何とか1本でも貢献できるように。引退へカウントダウンに入ってきましたから、もう一回気持ちをもう一回高めて頑張っていきたい。」
レギュラーシーズンは残り30試合をきった。
ファンの声援に応えるために立浪は最後まで走り続ける。


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