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夫婦でコロナに感染し職失った57歳 パートで職得るまで1年 選挙では「コロナと雇用対策」意識

2021年10月22日 16:34
夫婦で新型コロナに感染し、さらに職を失った男性がいます。再就職は思うように進まず、生活を切り詰める日々が続きましたが、何とかパートの働き口を見つけることができました。この間、何を思ったのか。衆院選の投票を前に聞きました。
「コロナで離職した人歓迎という会社でも、やっぱり受け入れてくれないです。実際には」(57歳男性)

 愛知県に住む57歳の男性。去年11月、新型コロナに感染し、肺炎の疑いがあったため入院しました。

 43歳の妻の感染もわかり、夫婦で治療を続けてきました。

 ともにコロナ後遺症に苦しむ中、追い打ちをかけるように送られてきたのが、当時、男性が勤めていた会社からの離職票です。

 身に覚えのない自身のサイン、さらに印鑑も。

「訳がわからないなと。本当にハラワタが煮えくり返りました」(57歳男性)

 2人の生活は、新型コロナのため激変しました。
 

会社から届いた離職票

 緊急事態宣言などで世の中全体が暗く沈むなか、できるだけ前向きになろうと家のなかでテントを張って2人で楽しんだり、庭の剪定にこだわったりと、過ごし方を工夫しました。

 ただ、57歳という年齢などで就職活動は思うように進まず、生活を切り詰める日々が続きました。

「値段が安いものはどうしても買っちゃいますよね。1個材料を買ったら、それでいろんなものを作るとか。(収入が)減る中で支出が大きい」(男性の妻・43歳)
 

感染した時の様子

ようやく見つかった働き先 役所や法的機関に接する機会増え「政治と近づいた」
 しかしインタビューをした日、男性から、今月下旬にパートで働くことが決まったと報告がありました。希望していた「正社員」ではありませんが、就いてみたかった仕事で、新型コロナの感染も理解してくれています。

 感染がわかってから、約1年。夫婦は「周りに向ける視点」に変化があったと言います。

「コロナにならなかったら、市役所でいろんなことを尋ねたりとか、いろんな法的機関に連絡をして『何か自分たちにプラスになる事はありませんか?』って言う質問もしたことがないと思うし。逆に行政というか政治と近づいた気がします」(57歳男性)

 夫婦は投票の際、コロナ対策のほかに「雇用」を意識すると話します。

「どこの政党がどんな公約かというのは今まで以上に気になる」(男性の妻)

「コロナの中で、自分も生活に苦しんだし、仕事探すのにも苦しんだ。今まで入れていた政党が正しいことを言っているのかということを、見極めて行かないといけない。冷静に清き1票を入れたい」
 

各政党の政策

雇用政策、各党は
 各政党の主な政策です。

自民…中小企業などへの協力金、雇用と事業継続を支援
   非正規雇用、女性、子育て世帯などコロナで困っている人への経済的な支援

立憲…時給1500円を将来的な目標に、最低賃金を段階的に引き上げる
   雇用は「無期・直接・フルタイム」、派遣法見直しで希望すれば正規雇用で働ける

公明…再就職、教育訓練、非正規雇用労働者のキャリアアップ
   賃上げや、賃金格差の是正
 

各政党の政策

共産…中小企業、個人事業主、フリーランスに持続化給付金・家賃支援給付金を再支給

維新…労働市場全体の生産性と賃金水準の向上を実現させる
   解雇ルールを明確化し 解雇紛争は金銭解決を可能にする

国民…正社員を雇用した場合、事業主の社会保険料の負担を半減させる
   全国どこでも時給1000円以上を早期に実現
 

各政党の政策

れいわ…非正規など、希望する人に安定した雇用を保障
     最低時給1500円で、年収200万円以下世帯をゼロに

社民…非正規雇用の増大に歯止めをかけ、正規雇用への転換を進める
    最低賃金を全国一律1500円/時に引き上げ、すべての人が健康で文化的な生活ができる環境を整える

N党…言及なし
 

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