『海外特派員としての挑戦と葛藤。ワシントン駐在記者にインタビュー』

2008年入社 ニュース情報センター
高羽佑輔

愛知県出身
県警キャップを経験後、ワシントン駐在

ミーハーでお笑い好き、理系出身でアナウンサー志望
そんな自分が海外特派員に

- 高羽さんは入社してからずっと報道記者ですよね

事件記者から始めて政治担当、岐阜支社を経てテレビ朝日に出向し報道ステーションで経験を積みました。愛知県警担当にキャップとして戻ったあと、現在はワシントンの海外特派員として働いています。

- 学生時代から記者になりたかった?

いや、お笑いやバラエティ番組がだいすきで、記者志望ではなかったんですよね。学生時代は映画やドラマのエキストラのバイトをしていました、なんか撮影している楽しそうな雰囲気が好きで。芸能人に会うと真っ先に声をかけるTHEミーハータイプで、スペインに旅行に行ったときは当時FCバルセロナ所属でまだ18歳だったメッシ選手を出待ちしてサインもらいました!もともとはテレビに出たいという理由でアナウンサーになりたかったです。ね、ミーハーでしょ(笑)

- なんか記者のイメージとちがいます(笑)そして実は理系出身なんですよね

卒論や研究も頑張りましたよ!卒論発表の評価は「元気が良かった」だけでしたけど(笑)ほかにもサッカーサークルに所属したり、学生を対象に本を出版する企画コンペを立ち上げたり、いろんなことに興味を持っていましたね。

失敗を犯すリスクを恐れない
“挑戦”を続けることで成長できる

- で、配属は記者だった

いろいろなことを経験してみたかったので配属が希望と違うことは気になりませんでした。記者として取材を繰り返していくうちにもっと良い取材をしたいっていう気持ちが強くなっていって、次はもっとこんなふうにしようと高みを目指して現在に至っている感じです。

- どんなときにやりがいを感じますか

自分しか伝えられない視点や情報を視聴者に届けられたときでしょうか。ただ、テレビの放送の時間枠には限りがあって、100%伝えられていないんじゃないかともどかしさもあり・・・そんな葛藤や悔しさが次の取材のモチベーションに繋がっていきます。インタビューや編集の仕方を工夫して次はもっともっと多くの情報を伝えらえるように、と。

- 現在は海外特派員としてワシントンにいますよね

もともと海外特派員への憧れみたいなのはありました。先輩を見ていて海外支局のポストがあること知り自然と意識するようになりましたよね。実際に来てみると海外特派員という重責を実感します。温度感や特殊な背景が絡んだ政治情勢など、アメリカに住んで現地で取材しないと分からないことがたくさんあって、そういったことを正確に丁寧に日本に伝える責任を強く感じています。

- 日本での取材とは違う?

テレビへの認識の違いみたいなものもありますし文化的に配慮することが違ったりもします。支局にもアメリカ人の方が働いていますが仕事の仕方のスタンダードも違うので現地の方法を取り入れながら関係性を築けるよう努めています。そういった点でもすごく勉強になりますよね。でも取材の基本は一緒で、事象を細かく観察し些細なところに疑問を持って問題提起へ繋げるということを常に意識しています。

- 大変なことは

普通に英語は大変です(笑)現地の新聞や記者会見の内容を即座に正確に理解しないといけないのは当たり前ですが、インタビューでのやりとりも早すぎて「今のってこうゆう意味だよな・・・」と不安を覚えることもありました。

- 働くうえで大事にしていること教えてください

なるべくリスクを負うような仕事に挑戦するようにしています。難しい仕事、たとえば専門的な内容の英論文を読んだりとか大統領選挙の候補者にインタビューしたりとか、高度な仕事になればなるほどミスを犯すリスクは高くなります。でもそのリスクやミスを恐れないで挑戦し続けることがより良い取材に繋がっていくと信じています。

テレビの未来に危機感を持っている人と働きたい

- 忙しそうなイメージですけど、プライベートでは2児のパパなんですよね

必要に応じて自宅で原稿を書いたり取材に出たりすることもありますが支局長と相談して代休も取れるので子供との時間はよく取れているほうだと思います。アメリカは広大な自然があるのでサファリパークみたいなところで動物にエサあげたりいちご狩りに行ったり。長期休暇もあるし2人目が生まれたときは数日休みをもらって家族と一緒に過ごせました。

- 実は奥さんもメ~テレなんですよね!

そう、育休や休職の制度を利用して今は一緒にアメリカで住んでいます。妻もずっと記者をしていたので仕事への理解もあってとても助かっています。アメリカの人たちはすごく家族を大切にしていて、仕事が終わったらすぐに帰って家族と過ごすのを見てそういうのいいなっていい意味で影響されています。うちもアメリカの家みたいに誕生日パーティは大々的にやってます、たのしいですよ!

- 最後に、どんな人と仕事をしたいか教えてください!

やっぱり僕が卒論の評価でもらった「元気な人」ですよね(笑)元気やポジティブさは大事です!あとはテレビの未来に危機感を持っている人。混沌としている中でどういった形がいいか一緒に探ってくれる人、こんなことをやってみようっていうことが会話できる人がいいですね。

※所属部署は2019年6月1日現在の情報です