2004年中途入社 成長投資戦略部 名古屋テレビ・ベンチャーズ合同会社出向 兼 ドリームチームズ株式会社出向

西本 崇史

新規事業開拓のための種まきを実践

- 西本さんは、異業種からテレビ局に転職しましたよね。

テレビとは全然違う金融業界で働いていました。上場企業を取材・分析して投資信託に組み入れるか判断する仕事をしていたのですが、上場企業の社長さんなどのお話を聞いているうちに、自分も事業をする側にいきたいって思ったんですよね。じゃあ自分が好きな分野で、更に会社に所属しないとできない仕事を探そうということで。テレビ局の仕事ってテレビ局に入社しないとできないことがたくさんあるじゃないですか。あとは、周りにテレビ局で働いている友達が多くて、なんか楽しそうに仕事しているなぁって感じて。

- 最初にした仕事は?

東京支社に当時あったコンテンツ事業部というところで番組のDVD化や深夜アニメのプロデューサー、海外ドラマの買付から始めました。仕事中にドラマをたくさん観られて楽しいし(笑)、転職前とあまりにカルチャーが違ったのでなんだか不思議な気分でした。出資したアニメ制作会社に1年くらい出向してその会社の経営に携わったりもしていて、やっぱりエンタメ要素が強い仕事は楽しかったですね。いわゆるIP(知的財産)ビジネスみたいなことや、テレビを使った新しい事業にも挑戦したいなとも思っていました。

- 営業も経験されていますよね。

僕、営業コンプレックスみたいなものがあって、前の会社も営業がないからっていう理由で選んだくらいなのに営業に異動・・名古屋も初めてだし、営業って人間性が問われるような気がして不安で仕方なかったですね。めちゃくちゃ楽しかった!とは言えないけど、テレビ局や広告代理店の人って面白い人が多くてその人間関係で救われたところが大きかったかな。夜の遊びも覚えたし(笑)営業時代に出会った人と部署が変わってからも一緒に旅行に出かけたりしています。

- 現在の部署は馴染みのない部署名ですが、どんな部署?

2016年に、「将来のメ~テレを支える新規事業の開発」という大きなミッションを掲げて事業開発部(現・成長投資戦略部)が立ち上がったんです。当時、部長とたった2人の部署で、え、何しようってなりましたよね(笑)デジタルシフトの波が来ていてインターネット領域に行くべきなんだけど社内に十分な知見がない。まずは外部にパートナーを探すことに重点を置こうと思い、コーポレートベンチャーキャピタルを設立することにしたのが始まりです。

- パートナーを探しながらどんな事業に焦点を当てるか探していく感じ?

そうですね。この部署のミッションを達成するには社内でイノベーションを起こすか、社外のどこかと組んで事業を立ち上げていくかの2択だと思うんですけど、まずはいろいろな事業モデルに触れて、協業しながらうちの会社にフィットする新規事業を確立していこうと。これまでにこれらの動きを通じてハピキャン事業(コンテンツプロデュース部運営)や、栄で展開しているデジタルサイネージ事業、SNSプロモーション事業を立ちあげることができました。

- 具体的にはどんな仕事を?

わたし自身は新規事業の立ち上げには直接タッチせず、引き続き出資先・提携先を探す仕事を行っています。ベンチャーが集まるイベントに参加したり、既存の出資先や他のファンドの方から紹介を受けたり。この仕事の何が楽しいって、自分でリスクを背負って事業を行なっている起業家と毎日出会えることなんですよね!強い熱量を持って、日本を、世の中をよくしたいって真剣に考えている人たちに囲まれて、切磋琢磨しながら仕事できることが最高の特権かなと。世界中の最先端のビジネスに敏感になれるし、その刺激が新しい事業へのモチベーションに繋がっています。

- 海外にもよく出張されていますよね。

投資先は日本の企業に限られないので海外のイベントにも探しにいきますし、イスラエルの会社にも出資しているので交渉にも行きます。朝日新聞と同系列のABCテレビとの共同出資でしたので一緒にイスラエルに出張したんですけど、ホテルから締め出されて部屋に入れず、結局、ABCの方のホテルにずっと泊めてもらいまして、いろんな意味でお世話になってます(笑)。コロナ前はプライベートでも2か月に1回は海外に行くことを目標にしていて、普通の会社員の方に比べるとすごく頻繁に海外へ行ってたと思います!いまは海外に行けないのが人生最大のストレスです(笑)

- 仕事で大事にしていることは?

スーツを着ないこと!Tシャツ、スニーカー、リュックがこの部署のドレスコードです!

- ほかには?(笑)

(笑)うちの会社って、やりたいことはけっこーなんでもやれるんですよ。まずはやりたいことやこれをやるべきだ!という強い意志を持つことが大事だけど、同時に会社の方向性や状況をきちんと理解したうえで、自分の想いを独り善がりではなく、会社の利益や戦略にきちんと落とし込んでいくことがすごく重要だと思っています。

- どんな人と働きたいですか?

好奇心旺盛な人、分からないジャンルがあればその日のうちに本買って勉強するような。僕自身が休みの日は街に出て世の中のトレンドを感じたり、本を読んで勉強するのが大好きなので。あとは、良い意味で空気が読めない人。空気なんて読みすぎても空気しか生みませんから。

- 今後「やってみたい」ことを教えてください!

社内からもっともっと新しい事業を生んでいきたいです。一昨年前に「社内起業家制度」という、提案者自身が社長として事業化できる制度を作ったのですが、今年初めてこの制度を活用した社内ベンチャーが立ち上がりました。社長は入社3年目で、彼とは一緒にアメリカのイベントに行ったり(その途中でハワイに寄ったり)、シリコンバレーで投資家相手に事業プレゼンを行ったり、歳はひと回り以上離れてますが、一緒にいろいろと切磋琢磨してきたので、採用されたときは本当に嬉しかったですね。今後もそういった制度を使ってどんどん社内の雰囲気を変えていければと思っています。あと大規模M&Aにも挑戦したいです!というか、いつかやります!