1999年入社 コンテンツプロデュース部

大西 真裕

テレビ局のDXへの挑戦

- 担当業務を教えてください!

アウトドアの情報発信メディア「ハピキャン」のプロデューサーをしています。以前制作部でプロデューサーをしていて、動画配信とかコンテンツビジネスには何度かトライしていたんですが難しさを実感していて。いまの部署はまさにそれがミッションで、ビジネスとしてコンテンツを成立させることが最重要なんですよね。同時に会社としてもデジタル領域の知見がまだまだ少ないという課題も感じていたので、実際にインターネット事業を立ち上げて勉強しながら事業を回していこうということでマーケットリサーチを経て立ち上げ、運営しています。

- インターネット事業とのことですが、番組も連動しているようですね?

基本はWEBメディアとして事業を独立して自走しているんですけど、ハピキャンのスーパーリッチコンテンツとして、同じタイトルのアウトドアバラエティ番組「おぎやはぎのハピキャンも制作して番組の内容もweb記事としてアーカイブ、さらにYouTubeでも展開しています。ロケ自体ってテレビだとカットされることが多いけど実はコンテンツとしてすごく面白くて、現場で生まれる情報やエンターテイメントをすべてコンテンツとして地上波だけでなく、WEB上でも楽しんでもらう流れを作っています。

- インターネット領域での事業は大きな挑戦だったのでは?

テレビとインターネットって、もうルールが違う。SEO対策とか、どんな記事が読まれるのか、企業とのタイアップ記事をどこまで掲載するかみたいな基本的なことから勉強してトライ&エラーを繰り返している感じです。AかBかじっくり考えてから決めるのではでなく、AもBもやってから結果を見る!みたいな。番組を持っていることはテレビ局の強みだけど、自社リソースに頼りすぎないように、新しいチームを組んでWEBメディアが独立したビジネスとして成立するよう毎日いろいろなことを試している段階です。

- 新しい事業を立ち上げてみることの良さって?

いろんな気づきがありますね。まずは人。新しいハピキャンチーム構築でもいろんなご縁でスタッフと繋がりましたし、それ以外でも、今まで関わったことのないような人たちに出会えるので新しい考え方に触れることも多くて、そういった価値観が広がっていく感覚はすごく楽しいし勉強になります。あと、アウトドアというコンテンツ自体の魅力も改めて感じています。「自然」はもちろんのこと、「子育て」や「家族」そして「ローカル」との相性が良く、いろいろな切り口でアウトドアの良さを伝えていけばもっともっと盛上げていけると信じています!

- 初心者も楽しめるサイトですよね!

そう!僕自身アウトドア初心者ですし、家族で「キャンプ行ってみる?」みたいな人に役立つサイトにしたいなと。僕も子供にいろいろ経験させたいなと思って一緒にアウトドア始めたんです。やっぱり開放感があるので親しい人と向き合う場としては最高です。大自然の力を借りて子育てレベルも上げています(笑)

- いまは事業プロデューサーですが、これまでのキャリアは?

実は技術採用なんです。もとはカメラマンをやってみたくて入社しました。なんかかっこよさそう!と思って。でも入社後すぐにはカメラマンになれなくて、地デジ化に伴うシステム開発や更新といったことを8年くらいしてましたね。そのあと念願のカメラマンに。カメラって上手いか下手かが分かりやすい実力世界で、とにかく練習しましたし悔しいことも多かったですが本当に楽しかったです。特に音楽番組が思い出深いんですが、6つのカメラで1つの作品を作るんです。そのチームワークを感じたときは最高でした。言葉ではなくそれぞれの映づくりで作品のイメージが共有できたときのシンクロ感とか高揚感は特別でしたね。
技術でいくつか大きなプロジェクトに携わってからは、自分でも次のステップに行ってみたいなと思うように。お金を稼ぐ側を経験してみたい思いもあって、営業とかをイメージしていましたが縁あって制作部に異動。最初はめちゃくちゃ不安でしたよね、ADもディレクター経験もない人間がいきなりプロデューサーなんて周りの人がついてきてくれるんだろうか・・・と・・・。きっと周りのみんなも戸惑っていたと思います。

- 技術から制作、さらに事業プロデューサーだと全く仕事が違いそうですね?

仕事内容は全然違うけど、チームを動かしていくっていう点では同じだったように思います。自分には技術回りの経験があるっていう特徴を強みだと信じて、その経験を生かして信頼を得ていけるように努力しました。制作経験がなかったからこそすべてに対して謙虚に吸収しようという姿勢になれたし、チームメンバーの得意不得意をきちんと見極めて全員にやりがいを感じてもらえるようにというのは常に意識していましたね。できていたかは分かりませんが(笑)とにかく、出演者やスタッフの仕事への愛は常に感じていたし、やっぱり現場は最高に面白くて、この最高の空気感をどうやったら視聴者に伝えられるかという挑戦の日々でした。

- 仕事で大事にしていることは?

まずは自分を知ってもらった上で、相手をきちんと知ること。興味を持つこと。あと、他人や周りの環境の中に言い訳を探さないことですかね。なにかのせいにしたり人に期待することって簡単ですけど、常に自分と向き合って自分が何をするのかを意識していることが大事だと思っています。 と、偉そうに言って、実行できてないことの方がまだまだ多いですが(笑)

- 最後に、今後「やってみたい」ことはありますか?

まずは「ハピキャン」を軌道に乗せること。それと、僕はアウトドアのカルチャーに惚れたところがあるのでそれを広げられる場所を増やしていきたいです。アウトドアを通して地域を盛り上げるイベントだったり、家族の在り方を考えさせるような、みんなで語らい合えるコミュニティやイベントを毎年開催できたら素敵ですよね。