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プロジェクトトピック

コンテンツビジネス局
メ~テレが力を入れる”コンテンツビジネス”
通常の番組制作とどう違うの?コンテンツを作る面白さって?
第一線でコンテンツを作り続ける3人に話を聞きました。
  • 服部保彦

    入社年:1996年
    コンテンツプロデューサー

  • 松岡達矢

    入社年:2014年
    ドラマプロデューサー

  • 荒木敬明

    入社年:2019年
    YouTube事業プロデュースや海外番販などを担当

荒木:さて、コンテンツビジネス局の仕事を語る座談会。入社1年目の僕が先輩方にいろいろ質問していきたいと思います!

服部松岡:はーい、よろしく~

荒木:コンテンツビジネス局って学生は聞き慣れないと思うのですが、どんな仕事をするところですか?

服部:そもそも、テレビ局のビジネスモデルって知ってる?

荒木:自社で制作するコンテンツを地上波で放送しCM等の広告収入という形で成り立っているんですよね。

服部:そのとおり!でも、通信インフラが進化して、映像を見られるデバイスを1人1台手にする時代へと変化してきたので、メ~テレが企画力・制作力を駆使して作ったコンテンツを地上波だけで放送していてはもったいない、いろんな形で発信していこうと立ち上がった局です。

荒木:自社コンテンツの展開をプロデュースしていくとは?

服部:企画から制作、発信、マネタイズまで一貫してやっていく。僕たちには新しく面白いものを生み出す力はあるので、それをテレビだけでなくいろいろな形で発信し、事業としても成立させて、次なる新しいコンテンツを作る原資を自ら作っていこうと。

荒木:具体的な仕事内容は?みなさんほとんどデスクにいないですよね?(笑)

服部:いるよ!たまに!(笑)
社外の人との打ち合わせも多いし、いろんなエンタメや新規ビジネスに触れてインプットすることも仕事だよね。映像だけじゃない様々なコンテンツのトータルプロデュースが仕事なので、ただ作るだけじゃなくビジネスの視点で事業全体をプランニングする。さらにターゲットを分析しながら時代に合った宣伝方法を取り入れていくなど、日々真面目に考えています!

松岡:僕はもっと制作の実務に近いですね。ドラマや番組の企画、実際の制作現場でのマネジメントみたいなところを、僕も日々真面目に・・・

荒木:真面目にお仕事されているのは分かりました(笑)服部さんは映画の仕事もされていますよね。

服部:ドラマと映画って作り方は似てるわけだけど、ドラマは放送して動画配信っていう流れが一般的なのに対し、映画はインターネットが普及しても劇場までお客さんに足を運んで観てもらうBtoCビジネス。テレビ局のキャスティング能力、制作力、拡散力を生かしながら、直接リターンが得られるコンテンツビジネスの1つとしてテレビ局が手掛けるシナジーのあるジャンルだと思っています。

松岡:映画の事業始めたら、業界の中でのメ~テレ知名度、一気に上がった感じしましたよね!

服部:本当にそれは実感する。映画事業を始めてたった5年で幸運にもカンヌに3本、東京国際映画祭2本出品されて、業界の中で一気にメ~テレの名前が知られるようになった。そうすると多くの良質な企画が集まるようになり、良いパートナーができ、キャスティングでも事務所が前向きになってくれるなど、どんどん良い循環が回り始めていると実感しています。

荒木:服部さんはカンヌ映画祭にも行かれているとか・・・どんな感じでした?

服部:「寝ても覚めても」という映画でプロデューサーとして幸運にもレッドカーペットを歩けたんだけど・・・なんだろう、子供のころから映画が大好きで何百本と観ていて、その自分がまさかカンヌのレッドカーペットを歩くなんて夢のまた夢のまた夢のような話だよね。でも実際歩いてみたら、歩いたこと自体に価値があるわけじゃなくて、その作品を生み出すことに携わった事実、その過程が大事だなと改めて思えた。

松岡荒木:わ、それ、実際歩いた人だから言えるやつ!!ずるい(笑)

服部:(笑)でも、レッドカーペットで迎えられて、スタンディングオベーションを生で受けたときはやっぱり感動したし、メ~テレは地方のテレビ局だけど世界や日本の最高峰のコンテンツづくりを目指すことができるっていうのは夢があると思わない?憧れのカンヌというより自分の会社が手掛けたコンテンツが世界に出ていく瞬間という意味で感無量だったな。

松岡:わかります!僕もこの間「乱反射」というドラマが上海映画祭で上映されることになってプロデューサーとして現地に行ったんですが、外国の方のリアクションや盛り上がりを生で見てすごいなと思いました。やっぱりどんどん海外にコンテンツ出していきたいですよね。荒木くんも海外すきでしょ?

荒木:はい!!学生時代は留学や海外旅行ばかりしていましたし、海外の放送局を巻き込んで共同制作とかしてみたいです。動画配信とかはどうですか?

松岡:東海エリアでしか放送されなかったものがどこでも見てもらえるようになったっていうのは作り手として単純に嬉しいよね。東京に住んでいる制作スタッフも自分たちで作った番組が見られるとテンションが上がるしね。

服部:番組を見ることができるプラットフォームが増えているのは地方のテレビ局にとっても良いことだけれど、権利処理を筆頭に最初から長いスパンで広がりのある展開を考えて制作するっていう難しさはあります。

松岡:どこで見られるにしても作っていて思うのは、作り手は単純に良いものを作りたい、世の中に発信したいっていうピュアな思いが一番大切。良いものを作ると周りからリスペクトしてもらえる、すごくシンプル。

服部:そう!コンテンツビジネスと言っているけど、マネタイズ論やこうやったら売れるみたいな方程式だけで考えているものって必ず底の浅さが透けて見えちゃう。結局、思いのある人が熱量を持って作ったコンテンツしか人の心を動かせられないんじゃないかな。そして、そんな人に影響を与えられるものづくりのチャンスや届ける機会が増えているのは、これからもテレビ局で働く醍醐味だと思う。

荒木:学生時代の経験ってコンテンツ制作に役立っていますか?

服部:学生時代はバンドに明け暮れていて、映画も大好きで、新しいものから古いものまで本当にたくさんの映像や音楽に触れていたかな。自分の好み以外にも、こんなタイプもあるんだなって知ったり、時代によってテーマや人の受け取り方が変わることを実感したり。学生時代から継続しているインプットが、いまの仕事でアイディアや企画をアウトプットするときの原動力になっていると思っています。

荒木:では最後に今後挑戦したいことを教えてください!

松岡:やっぱり若者のテレビ離れを止めたいですねぇ。いまの若い人たちがどういう形なら見てくれるかを真剣に考えています。自分はテレビが大好きですごく影響を受けて育ったので、自分も若い人たちにそれくらい影響を与えられるものを作りたいです。

服部:「愛がなんだ」は若い人たちの中で話題になり、たくさん観てもらえたんですよね。口コミやSNSで広がっていく様子を目の当たりにして、これからも若い人たちに伝えられるような新しいアプローチ法をどんどん試していきたいと思いました!荒木は?

荒木:僕はインドマーケットを狙っていきたいです。学生時代にインドの友達に聞いたら、インドってクリケットの番組ばかりなんですって。インドにこだわっているわけではないですが、コンテンツをどんどん輸出していきたいです!