ドキュメンタリー番組は初めての形式でしたが、何も知らない状況から聞きながら知識を増やしていこうと
いうディレクターさんからの提案で、自分の感覚で自由にいろいろ質問をして取材先の方と話をさせてもらいました。
日本の種別調整者や飼育の方、オーストラリアでコアラの自然環境を守るボランティアのおばあちゃんから、
怪我したコアラを助ける獣医、コアラの人工授精を研究する大学教授まで、本当に様々な現場の人と話す機会を得ました。
日本のコアラがこのままではあと10年くらいでいなくなってしまうかもしれないということや、オーストラリアではコアラが交通事故やプールで溺れたり、
飼い犬に噛まれたりして人間の直接的な関係でどんどん死んでしまっている現状があるということ。みなさん、知っていましたか?
今回、得たことは、まず、第一に、【知る】ということがすごく大切だということ。
当たり前だけど、みんなが知らないと何も始まっていかないのだから。
僕が見聞きしてきたものをしっかりお伝えして、みんなにいろいろな現実を知ってもらいたいと思います。
この番組で何かが始まっていくといいなと期待しています。
(大東俊介)