悔しさを乗り越えマウンドへ 帰ってきた高橋宏斗 開幕2軍スタートからのウラ側【ドラゴンズ】
2024年5月1日 15:12
28日、今シーズン初登板を果たした高橋宏斗投手。開幕2軍スタートからここまでのウラ側に迫りました。
「悔しい思いを持って1カ月過ごしてきたので、少しいい結果が出たというのは、自分の中でもホッとした感じですね」(高橋宏斗投手)
そう語るのは28日、今シーズン初登板で7回無失点の好投を見せた高橋宏斗投手。
沖縄キャンプの途中にはピッチングフォームの変更を行っていましたが、思うように調整が進まず、まさかの開幕2軍スタートとなりました。
「本当に毎日が苦しくて、気持ちは落ちている状態だったけど、そこでも練習しないと、上手くならないという気持ちが常にあった」(高橋投手)
降格から気が付けば1カ月、自分と向き合う時間が続きました。
大塚投手コーチ
迎えた初登板
そして迎えた初登板。
多くのファンが、その姿を待ち望んでいました。
「これだけの人に期待をしてもらっているという思いと、しっかりと1軍の舞台で活躍しないといけないという思いが込み上げてきて、身の引き締まる思いだった」(高橋投手)
真骨頂は7回、先頭バッターにヒットで出塁を許した場面でした。
「この回がキーになると思って、ベンチにいる大塚投手コーチを見たら、『この回任せたぞ!』とはっきり言ってくれて」(高橋投手)
「チラ見されたので。しっかり気持ちは伝えて、力水を与えました」(大塚晶文投手コーチ)
ガッツポーズをする高橋投手
「高橋宏斗」が帰ってきた瞬間
見事この回を投げ切り、高橋から飛び出したガッツポーズ!
「高橋宏斗」が帰ってきた瞬間でした。
悔しさを乗り越え、ふたたび走り出した背番号19。
「僕が出来ることは限られているけど、これからもチームを勝ちに繋げられるピッチングをしていきたい」(高橋投手)
※高橋宏斗投手の「高」は正しくは「はしごだか」です。
(5月1日放送 メ~テレ『ドデスカ!』より)