岐阜・池田町長によるセクハラ被害訴えた職員が会見「被害はきのうのことのように記憶に残っている」

2024年4月24日 19:19

岐阜県池田町の岡崎和夫町長(76)のセクハラ問題で、セクハラ被害を訴えた女性職員らによる記者会見が行われました。

 被害を訴えた女性職員らによる記者会見が24日に行われ、調査報告書について女性職員は、「アンケートの回答数が思ったよりも少なかった。言いたいことを我慢している人もいたと思う」と話しました。

 また、自身が町長に尻を触られた被害について、調査委員会が調査の結果、状況などから疑義があるとしセクハラの認定を見送ったことについて、「わたしの中では被害はきのうのことのように記憶に残っている。悔しくて悲しい」などと語りました。

 2人を支援している労働組合は、調査報告書について──

「組合として高く評価するものであり感謝を申し上げる。公平・公正な調査を実施された第三者委員会に感謝を申し上げます。一方、当組合告発者Aの被害については町長が証言を否定したことなどから、認定に至らなかったことについては遺憾」(岐阜青年ユニオン 平野竜也顧問)

 今後、池田町に対しては速やかなハラスメント対策の実行を要望しました。

「職員が働きやすい・明るい職場になることを望む。池田町民にとって池田町が住みやすい誇りの持てる町になると確信しています」(平野顧問)

 

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