ドラゴンズと見せかけてドジャース…そっくりユニホーム姿でドラ選手にインタビューしたら気づくのか？

シーズン開幕に向け、本格始動したドジャースの大谷翔平選手。ドジャースがヒートアップすると…我らがドラゴンズも“あの問題”で、盛り上がっています。

　新天地での更なる活躍に期待が高まる大谷翔平選手。

　そして、ドジャースのユニホームといえば「D」から始まる青色のチーム名に赤色の番号。中日ドラゴンズのユニホームと“そっくり”なんです。

　去年12月、“ドジャース”への移籍が発表されるとSNSなどでは「大谷がドラゴンズに！？」と話題に。

　さらに2月、ドジャースがキャンプで使う帽子に「D」の文字が入ると、ファンは「ほぼドラゴンズ」と大興奮。

　キャンプ地の沖縄でも──

「これ、ドジャースの帽子です」（ドラゴンズファン）

　ドジャースとの“そっくり効果”は、どこまで広がっているのか。そして、ドラゴンズの選手たちは、どう受け止めているのかを大調査しました。

　まずやってきたのは「バンテリンドームナゴヤ」にある、ドラゴンズのグッズショップ。こちらでは──

「大谷選手と関係があるかわからないが、商品が品薄になることはあった」（ナゴヤドーム社 三浦希美さん）

　大谷選手と同じ背番号17、柳裕也投手のホーム用ユニホームが“本当に”売れていました。

「オフシーズンは、全ての商品の売れ行きはシーズン中に比べるとよくないが、柳投手に関しては例年より売れている印象です」（三浦希美さん）

　さらに、背番号なしのユニホームと数字のワッペンも、セットでよく売れているそうです。

Ｑ.自作で「17」を作っている可能性ありますね
「その可能性もございます」（三浦希美さん）

　ちなみに、この現象、名古屋だけでなく──

「東京も同じように中日の柳選手のユニホームが比較的、普段より売れた印象です。10日現在は在庫がないですね。想定していなかったことなので驚きが大きい」（セレクション新宿店 渡邉翔さん）

　担当者も驚くほどの“そっくり効果”。

　もともとは、1980年代にドラゴンズがドジャースと業務提携した際に実現したユニホームでした。過去には、選手の入団会見に“ドジャースのユニホームが紛れ込んでしまう”というウソみたいな出来事も起きていました。

　一方、こちらは先週末にリニューアルオープンした、名古屋駅の地下にある通称“大谷ショップ”。

　“ドジャース”のグッズを身につけた、熱心な大谷ファン…かと思いきや、ドラゴンズグッズを身につけたお客さんの姿が。

「本当にロゴマークが似ているし、すごく親近感のあるメジャーの球団。やっぱり応援はすごくしたくなる」（ドラゴンズファン）

　“そっくり”ということで、ドジャースを応援したくなるドラゴンズファンもいるようです。

　中には、こんな人も──

「写真はロサンゼルスのドジャースショップの前ですね。夢というか、行って向こうの人は気づくのかと興味があった」（ドラゴンズファン 三浦慎也さん）

　岐阜県多治見市出身のドラゴンズファン、三浦慎也さん。

　去年、友人とロサンゼルスを旅行した時の写真でTシャツのロゴをよく見てみると“ドラゴンズ”です。

Ｑ.店員さんが気づいた？
「全然、気づいていないですね。気づいていないのか、ドジャースと思っているのか分からないが、特段ツッコまれることはなかった」（三浦慎也さん）

　そんな三浦さんが、ドジャースショップで買ったグッズが──

「基本はLAのマークのキャップがずらっと並んでいたが、自分はドラゴンズファンなので、Ｄのマークのこれを買うしかないと」（三浦慎也さん）

　ドジャースの春季キャンプで採用され、いま話題となっている「D」の文字が入った帽子。

「この帽子をかぶって、ドラゴンズの応援に行きたいなと思います」（三浦慎也さん）

　今シーズンは、三浦さんのように“ドジャースグッズ”を身に着けて、ドラゴンズの応援に来るファンもいるはず──

　ドラゴンズの沖縄キャンプで、“隠れドジャース”がいないか調査しました。

　すると球場には、ドジャースの「LA」の帽子がチラホラ。

　ドジャーズの「D」のキャップをかぶる人の姿もありました。

　そして、ドジャースのユニホームを着た、ドラゴンズファンを発見。

Q.わざと着ている？
「はい、もちろん。ドラゴンズと似ているから、わざと」（ドラゴンズファン）

Q.ドジャーズのユニホームを着て歩いている時の気持ちは？
「ちょっとドキドキ。初めて気づかれた」

　順調に調査を進める堂野浩久アナウンサー。

　実はこの日着ているのは、ドジャースのTシャツでした。ドラゴンズファンはすぐに気づくのでしょうか？

　数人にインタビューするも気づかれる様子はありません。しかし──

「それ、ドジャースですよね！"r"がないですもん」（ドラゴンズファン歴40年）
「それドジャースじゃないかなってさっきから思っていた。いきなり"o"がくる。違います！ドラゴンズファンをなめてもらっては困る」（ドラゴンズファン歴30年）

　ファン歴が長い人の目は、ごまかせませんでした…。

　続いては、練習を終えたばかりの選手たちを直撃。すると早速──

「ドジャース！ベリーグッド」（マイケル・フェリス投手）

　さすが、元メジャーリーガー。すぐに気づきました…。

　続いて去年の開幕投手、小笠原慎之介投手。

「技術面に関しては段階を踏んで出力を上げていきたい。もう一声という感じ」（小笠原慎之介 投手）

　小笠原投手はユニフォームの違いに気づくのか──

「違和感あるとおもったら、ドジャースですね。見間違えるといえば、見間違えますね。親近感はありますね。日本人の選手が増えたので」（小笠原慎之介 投手）

　さらに、復活を目指す、エース・大野雄大投手も。

「昨年はまったく投げられていないので、今年はしっかり、ローテーションを守ることが目標。それも簡単ではないのでしっかり準備をしていけばできることだと思っているので、そこを目標にしています」（大野雄大 投手）

Q.なにか私と話していて違和感は？
「おっ！ドラゴンズと見せかけて、ドジャース。気づくの早すぎましたかね…鋭い洞察力…」（大野雄大 投手）

　ユニホームをめぐる予期せぬ“盛り上がり”も、今シーズンの追い風に。

　最下位からの巻き返しを図るドラゴンズに期待しましょう。

（2月15日15：40～放送 メ～テレ『ドデスカ！＋』より）