「早めのお買い物セール」で事故を抑止　東海エリアのスーパー「ヤマナカ」の新たな取り組み

日没が早まるこの時期に増える「夕暮れの事故」を防ぐため、スーパー「ヤマナカ」がある取り組みを始めます。

　27日、愛知県警と東海エリアでスーパーマーケットを展開する「ヤマナカ」が『交通事故防止に関する協定』を結びました。

　愛知県警の依田龍次郎交通部長は「これから年末にかけて夕暮れ時に交通事故が多発する傾向にある。通勤通学の時間をなかなか変えられないが、買い物時間は少し前倒しできるのではないか。」

　ヤマナカの中野義久社長は「長くこの地でお世話になっている。お客様もそれだけ年を重ねられた人がたくさんいる。積極的にやらせていただきたい。」

　日没が早まり、交通事故が増える10月から12月の夕暮れ時に、客が多い夕方を中心に行われる割引セールに加え、新たなセールを午後2時から3時に行います。
　
　早めのセールを行うことで、明るい時間の外出を促し、夕方の事故を防止しようという狙いがあります。
　
　このセールでは、人気商品の卵を全品1割引きとします。

　買い物客からは「午後3時までならそんなに暗くないから良いと思う。混雑も避けられるので良いと思う」と歓迎の声が聞かれました。

　ヤマナカの中野雄介さんは「お客様の安全も含めてが弊社の義務。少しでも明るいうちにお買い物に来ていただいて、少しでも事故が減ればと思う。」

　この試みはヤマナカの愛知県内49店舗で、10月から12月の毎週木曜日に行われます。

（9月27日　15:40～放送　メ～テレ『アップ！』より)