豊橋市民病院で投薬ミス 女性患者が歩行困難に「注意が行き渡っていなかった」として謝罪

2023年6月7日 19:55

 投薬ミスによって患者が歩行困難になったとして、愛知県の豊橋市民病院が患者側に謝罪しました。

 豊橋市民病院によりますと、女性患者(40代)は、2022年8月から放射線治療後の感染症を抑えるため、抗菌薬「メトロニダゾール」を投与されました。

 女性は2022年10月、自宅療養中に意識を失い救急搬送され、検査の結果、薬剤性脳症とわかりました。

 自宅療養中に歩行障害や言語障害の症状が現れたことを病院に相談していましたが、病院側は薬の副作用について失念し、別の薬による影響と判断しました。

 病院は、「院内で注意が行き渡っていなかった」として謝罪しました。

 女性は現在、自力では歩けない状態だということです。

 

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