名駅再開発「基本設計」に着手 名鉄「新たなランドマーク目指す」
2023年5月11日 18:55
名鉄は、名古屋駅の再開発計画について「基本設計」に着手すると発表しました。
再開発が計画される名駅エリア
名鉄などは当初、名古屋駅の再開発について地上30階建て、南北400メートルにわたる巨大なビルを2027年度をめどに完成させる計画でした。
しかし、その後、計画を再検討し、2024年度をめどに事業の方向性を示すとしていました。
名鉄の高崎裕樹社長は11日の会見で、名古屋駅の4線化の計画や開発計画区域の変更はないとしたうえで、建築物が持つ仕様や機能を具体的に示す「基本設計」の作成に着手すると明らかにしました。
再開発によって新たなランドマークを目指すとしています。
事業の方向性を示す2024年度以降のスケジュールは未定としながらも、「リニア開業にむけて駅前の周辺整備が進むので、進み具合にしっかり合わせていきたい」と説明しています。