【東海地方の予報】8日夜遅くから9日朝にかけて大雨のおそれ 土砂災害に注意・警戒を

2023年6月8日 12:59
東海地方では、8日夜遅くから9日朝にかけて大雨のおそれがあります。土砂災害や川の増水などに注意・警戒が必要です。
 梅雨前線の活動が活発となる影響で、東海地方では8日午後から雨が降り出し、8日夜遅くから9日朝にかけて雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みです。

 9日朝までに予想される雨の量はいずれも多い所で、愛知県と三重県で150mm、岐阜県で120mmとなっています。

 前週の記録的な大雨で地盤が緩んでいる所では、少しの雨でも土砂災害の危険度が急激に高まるおそれがあります。

 このうち住宅1棟が土砂崩れによって全壊し、現在も2次災害防止のため7世帯18人に避難指示が出されている愛知県豊川市御津町では、住民らが大雨への不安を口にしていました。

「すごく心配ですね。きょうだけじゃない。梅雨が明けるまで大変」(土砂崩れ現場近くの住人)
 

台風3号の進路予想図(8日午前9時現在)

来週前半は台風の動きに注意
 8日夜からの大雨は、9日朝には峠を越えそうですが、再び10日から13日にかけては雨が降りそうです。

 来週前半は台風の動きにも注意が必要です。

 台風3号は8日現在フィリピンの東の海上にあって、12日には強い勢力で沖縄の東の海上まで北上する見込みです。

 東海地方に近づくことがなくても、前線の活動が活発になり雨が強まる恐れがあるため、今後の情報に注意が必要です。
 

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