鵜飼観覧船の航路整備事業を巡る贈収賄事件 会社役員に懲役1年6カ月を求刑

2019年9月11日 00:45

 岐阜市の鵜飼観覧船の航路整備事業をめぐり、市の職員に現金を渡したとされる会社役員の男の裁判で、検察側は懲役1年6カ月を求刑しました。


 贈賄の罪に問われているのは、岐阜県瑞穂市の会社役員、吉本和彦被告(64)です。

 起訴状によりますと、吉本被告は2018年3月ごろ、鵜飼観覧船の航路整備事業をめぐり、自身の会社に便宜を図ってもらう見返りとして、鵜飼観覧船事務所の係長だった杉原明被告(57)に対し、現金100万円を渡したとされています。

 岐阜地裁で開かれた10日の初公判で、吉本被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。

 検察側は論告で「社会の信頼を害する程度は大きい」として懲役1年6カ月を求刑しました。

 一方、弁護側は「杉原被告の執拗な要求にやむを得ず応じたものだった」などとして、執行猶予付きの判決を求めました。

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