「梅雨だる」を日本人の約半数が実感か 愛知医大の“天気痛ドクター”に聞く原因と解消法

2025年6月12日 16:06
梅雨に増えるという「梅雨だる」。日本人の約半数が実感しているというデータもあるんです。原因と解消方法を専門医に聞きました。

「梅雨だる」に悩まされる人が多い季節に

 雨の日が増えるこの季節は、「梅雨だる」という症状に悩まされる人が増える季節でもあるのだそう。
 

愛知医科大学病院の佐藤純医師

「梅雨に体調不良」は48%
 愛知医科大学病院の「天気痛ドクター」佐藤純医師は30年以上、天気と痛み、自律神経との関係を研究しています。

 佐藤医師によると、「梅雨だる」の具体的な症状は「だるさや眠気、気分の落ち込み」。頭痛やめまい、耳鳴りが出ることもあるそうです。

「自律神経のバランスが崩れることで様々な症状が出てくる。もう一つ、気圧の変化は耳の奥の『内耳』で感じられるが、そこが非常に敏感になり、脳にストレスを与えてしまう」(佐藤医師)

 大研バイオメディカルが行ったアンケートによると、「梅雨の時期に体調不良を感じたことがある」のは48%。

 具体的な症状として最も多かったのは「だるさ」。
 次いで「頭痛」や「気分の落ち込み・イライラ」と続き、体だけでなくメンタル面の不調も報告されています。
 

梅雨の時期に感じる体調不良(大研バイオメディカルのアンケートより)

予防には「規則正しい生活」「耳周りのマッサージ」
 佐藤医師は、予防するためには「自律神経を整えることが重要。しっかりと朝起きてできるだけ日光を浴びる、そして朝ご飯をしっかり食べて生活のリズムをよくすること」といいます。

 また、「気圧の変化を受けにくくすること。内耳が敏感になっているので、それを抑えられるように耳周りのマッサージを」といいます。

 「内耳」に気圧のセンサーがあると考えられていて、マッサージをすることで血行などをよくすると、気圧の変化を感じにくくなるのだそうです。
 

耳回りのマッサージ方法

「くるくる耳マッサージ」の方法
 マッサージの方法は、耳を上下に5秒ずつ引っぱったら、横にも5秒。

 そして5回くるくると回し、耳の周りも動かすのがコツ。

 さらに耳を上下から5秒はさみ、最後に手のひらで耳を覆い、くるくると5回まわしたら終了。

 特に梅雨どきに頭痛に悩まされている人に効果的だそうです。
 

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