飼い主不明の「カメ」を県職員が誤って冷凍庫で殺処分 のちに飼育中のカメだったと発覚し損害賠償 岐阜

2025年2月17日 17:34
去年10月、岐阜県美濃市の私有地で見つかったリクガメを県の職員が誤って冷凍庫に入れて殺処分していたことが分かりました。

岐阜県庁

 県によりますと、去年10月、美濃市で「珍しいカメがいる」と保健所に連絡がありました。

 見つかったのは飼い主不明の甲長約28センチのカメで、特定外来生物の「カミツキガメ」の疑いがあるとして、中濃県事務所の職員2人が引き取ったということです。

 その後、見た目の特徴から「カミツキガメ」ではないと分かりましたが、職員が誤って殺処分すべきと判断し、冷凍庫に入れたことで死んだということです。

 翌日、飼い主から問い合わせがあり、飼育されていたリクガメだと発覚しました。

 県は飼い主に殺処分したことについて謝罪し、24万3000円の損害賠償金を支払ったということで、今後、拾得物や愛護動物の取扱いを徹底するなど、再発防止に務めるとしています。
 
 

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