住民のPFAS血液検査2回目の結果 大幅な数値の減少は見られず 岐阜・各務原市

2025年2月17日 17:05
 岐阜県各務原市の水道水から有機フッ素化合物・PFASが検出された問題で、住民の2回目の血液検査の結果は?
 各務原市の水道水の水源である「三井水源地」では、発がん性が指摘されているPFASの値が、一時、国の定める目標値を超えました。

 アメリカの学術機関は、PFASの値が血中で1ミリリットルあたり20ナノグラムを超えると健康への影響が懸念されるとしていて、県内の医療機関などでつくる岐阜民医連がおととし10月、希望する周辺住民らに対し行った血液検査では、PFASの一種であるPFOSとPFOAを合わせた血中濃度は、18歳以上の131人で平均30.5ナノグラムでした。
 
 そして去年11月に行った2回目の検査では、83人の平均が27.7ナノグラムと大幅な減少は見られませんでした。

 一方、今回初めて検査が行われた18歳未満の子ども20人は、平均12.5ナノグラムで大人よりも低い濃度となりました。
 

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